見出し画像

ゲームプレイ雑記3:世界を表す「ウタ」について

こんばんは、いまかがみでございます。
ただいまライズではストーリー攻略から少し寄り道して炭鉱婦をやっています。記事の作成に少々時間がかかりそうなので、今回はライズの世界にあるものから少しお話を広げていきたいと思います。

ドラグライト鉱石が結構要るんだよね!

さて、ライズを初めてやったハンターさんも、ある程度遊んだハンターさんも、カムラの里にいる時に常に耳にする「歌」があると思います。
里の外だとヒノエさんが「カムラ祓え歌」を、集会所だとミノトさんが「勇まし狩人」を歌っているようです。
(OPで実際に歌っている映像が流れますよね)
私、アレがめっちゃ好きなんですよ!
もちろん曲そのものが好き、というのはありますが、なによりその「演出」がいいなぁと思うんです。

というのも、二人が歌っている歌って、ゲームでプレイヤーにだけ聞こえるBGMではなく、実際にその世界に存在している歌そのものなんですよね。ヨモギちゃんの「うまうまおだんごのつくり歌」もそうですが、モンハン世界の言葉で歌われていて、私たちにとって童謡とかその地域特有の民謡として当たり前に歌われている。それがなんだか世界に厚みを持たせていつような気がしていて。

私事ですが、学生時代に外国の歌をたくさん聞いて、加えて実際に発音して歌うという体験を多くしておりました。それはもちろん英語の所謂「洋楽」の場合もありましたし、ラテン語の賛美歌やイタリア語の古いラブソング、中にはバルト三国の民謡なんて変わり種もありました。歌うにあたって日本語訳はもちろんのこと、その歌が歌われていたあるいは作られた時代の背景や作曲した人の背景、スケールの大きい話であれば当時信仰されていた宗教の話や歴史を学んでおりました。歌は「訴う《うったう》」こと…なんて表現されるように、歌われる歌には必ず作り手や歌い手のメッセージが込められている。より表現豊かに歌うために、それらを知ることは肝要だったのです。

話をゲームに戻します。
モンハンライズに限らず、実在はしないゲーム世界の空想言語で歌われている歌を聴くと、「この世界で歴史ある歌なんだろうな」とか、「背景がある歌なんだろうな」って思いを馳せることになるんです。
しかも名作ゲームっておそらく開発者、作曲者の方もそういうのを折り込み済みで、世界観の中心に食い込んでくるものだったり、それとなく本質を突いてくる、伝えてくるものだったりする。
例えば、ライズ以外で衝撃的だったのが、「ニーア・レプリカント」の
「イニシエノウタ」。こちらも村のBGMでして、奇しくも双子の姉妹、デボルとポポルがそれぞれ同じ曲を別の場所で歌っているんです。
二人が同時に歌うシーンが”数回”あるのですが、それがあまりにも、残酷なまでに綺麗で。こちらも空想言語で歌われています。聴いて即サントラ購入、今では発音も完璧に歌えるくらい聞きこんでいました。

ライズに視点を戻すと、「禍群の息吹」と「禍群の鳴神」もおそらくヒノエさんとミノトさんが歌ってる歌っぽいんですよね。
(カムラが”禍群”って書くのも衝撃だった。ほんとに災禍の群がひしめく場所だったんだなぁと解る)
サントラに収録されてる日本語版も古語で表記されてまして、きちんと意味があるもののようです。
私、初見時にあの共鳴するシーンで二人が乗っ取られてボス化したんじゃないかって警戒しましたよ。そしてヒメヒコの曲がこれだから余計そうなんじゃないかって
いやはや、そこまで世界が広がってるとは。技術の進歩でゲームで音声がつけられるようになった利点でもある気がする…いとをかし。

というわけで今回はシンプルに自分の好きなものについて語りました。
次回はプレイ日記を再開、某「四天王」が一匹を中心に集会所クエを進めて参りますよ!それではまた(^^)/~~~


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?