LIPSに1年半で100投稿し、4,500フォロワーのアカウントに育てた中で見えたこと
ここ1年はnoteにコスメ関連の話を書いた数こそ少ないものの、ちょこちょこコスメを買い、逐一レビューを書いておりました。
特に力を入れた場所は、コスメ系口コミアプリ・LIPS。
4年ほど前は@cosmeの後発かーくらいにしか思っていなかったのですが、Liiiちゃんの活躍などをX(旧Twitter)でも目にするようになり「LIPSは独自のプラットフォームになってきているのでは…!?」と思い、使ってみることにして早1年半。
この記事では使ってみた体験談を中心に、気になるLIPS収益の話も書くよ〜〜〜!!!!
LIPSの発達ぶりに驚愕
元々2019年にアカウントを作って、やる気のない1投稿をして終わっていたLIPS。
これを復活させる形で使い始めたのですが、まずユーザー教育がはちゃめちゃに改善されていました。
新規ユーザーを根付かせるための導線・教育がすごく良くできている。
アプリ開発に携わったことのある人、今まさにtoC向けアプリ構築で四苦八苦している人にはぜひ触ってみて欲しい。
こんなに美しい導入があるアプリは初めてかもしれない。(絶賛)
具体的に何が良かったかと言いますと、「ポイントミッション」!
とにかく多い。
そして一つ一つの達成が簡単。
ゲーム感覚で、ミッションを達成するのが快感になる。
なんだかんだ触っている内にアプリの使い方がわかるようになるので、「使い方がわかんないからやめた」の離脱を防ぐ。
完璧やん…!!
この導入がうますぎて痺れました。
まんまとLIPS包囲網に嵌った。
ミッションは
・チュートリアル要素
・自分の投稿が見られるものである意識を育てる
の2区分に分類されるものが殆ど。
「簡単だから追加でこのミッションも達成しちゃお〜」と軽い気持ちで触り続け、結局そこそこの時間を使っちゃう。
それなりに具合がわかったところで終わっているので、次も触ろうと思える。
ミッションの多くは10ポイントだけれど、投稿やフォロー/フォロワー数が絡むような、ちょっと時間がかかるものだと100ポイントもらえるようになっているのもミソ。
ある程度簡単なミッションを達成しきると「あとちょっと頑張って累計1,000ポイント達成したい〜」とか考えちゃう。設計が上手い。
こうして
「まずは投稿に100いいね付くまでやってみよう」
「次はフォロワー100いくまで頑張ってみよう」と、
ステップを上がる意欲を持ち、かつ、積極的に良い投稿をしようと努力する健全ユーザーが出来上がる!
どひゃ〜!
うますぎ〜〜〜〜〜!!!!!
エサは他にもあって、
などなど。
徹底的に「良質な投稿をしてもらう」ための道筋が綺麗に描かれています。
そりゃあ乗っちゃうって。
4年前にはこんなに綺麗なレールは敷かれていなかった筈なので、アプリ設計者が考え抜いた発展だと思います。素晴らしい。
いじっている内にある程度ポイントが貯まったらLIPSショップで使っちゃう!
ショップはドラッグストアコスメ(通称ドラコス)豊富!
そして3,000円以上送料無料!
LIPSで買った商品の口コミ投稿をしたらまたポイントバック!
そしてまた買う!
無限ルーーーーープ!!!!!!
コスメとユーザーの永久機関の誕生。
口コミと購入導線の繋がりが非常になめらかなんですよ。
本当に美しい設計とデザイン。
初回だけでなくリピートして購入しちゃってます。使いやすい!
反応はいい。しかしフォロワーは増えない。
序盤のポイントミッションで既存ユーザーの投稿へのリアクション方法を覚えたら、次にあるミッションは「自分でも投稿してみよう!」関連のもの。
わたしは既に楽天ROOMで投稿した経験があったので、その時の画像・文章で投稿してみました。
すると、つく!つく!!大量のいいね!!!!
この時点ではフォロー10、フォロワー1くらいの弱小アカウント。
それなのに一晩で50以上のいいねがつきました。
すごい。
なるほどこれはテンション上がる。
それからいくつか投稿してみても、全て50以上のいいねがつく。嬉しい。
この反応の良さは基本無反応の@cosmeと違う。LIPSの方が圧倒的に楽しい。
だがしかし、フォロワー数は1つも増えない。
むむむ…。
なんで50以上のいいねがつくのに、フォロワーは1のままなんだ?
みんながどうやって投稿を見つけていいねを押してくれて、その上でフォローはしない理由がわからない。
"過去累計投稿数10以上、フォロワー500以上"のLIPSパートナー(収益化アカウント)になればもっと情報入るのでは?と可能性を考えたので、とりあえずはフォロワー500を目指すことに。
どうしたらフォロワー500以上になるかな。
・・・手っ取り早く「フォロバ(※)」とプロフィールに書いている人をフォローしまくろう!
すると、返ってくる返ってくる!
ほんとに手っ取り早いな!
「コスメ好き同士、相互フォローで仲良くしましょう」なのか、わたしのようにフォロワー増やしたいけど方法がわからんので互助形式をとっているのか。
どれくらいフォロワー増やせる?
わたしがフォローしまくった後の反応を見た感じだと、
フォロワー1,000未満の人はフォローバックしてくれるアカウントが多く、1,000人を超えるとフォローバックしないアカウントの割合が増える
傾向にある気がします。
インスタと異なり、自分のフォロー欄を見た時に相手からフォローバックされている/いないがすぐわかる見た目になっているからこそ、「フォロバ」の宣言で繋がる関係性ができるんだろうな。
わたしはと言えば、闇雲にフォローしまくったおかげで1ヶ月でフォロワー500人は達成しました。
フォロワー500はその気になれば簡単に越えられる壁だった。
フォローしまくったらタイムライン荒れない?
「フォロワー増やすためにフォローしまくればいいのはわかった。
でも、自分のタイムラインが興味のない投稿で埋まるの嫌じゃない?」
問題について。
これは心配いらないです。
なぜなら、そもそもフォローしている人の投稿は自分から見に行かない限り、あまり目に入らない。
LIPSは開いた時、デフォルトで表示されるタイムラインが「おすすめ」になっており、どういうロジックかわかりませんが、とにかく自分がフォローしているアカウントとは関係ない投稿が目に入ります。
「フォロー」のカラムもあって、1回横スワイプすれば自分がフォローしているアカウントの投稿だけが見えるタイムラインにもなります。
逆に言えば、「スワイプしなければフォローしているアカウントの良し悪しは目に入らない」。
能動的に見に行かなければ視界に入らない。
だから相手の投稿の質に神経質にならず、気軽にフォロー/フォロバができる。
ちょっと残酷だけど、LIPS運営がユーザーを根付かせるためにこれがいいと結論づけるだけのデータがあったんだろうし、使用感としても納得です。
勝手にフォロワーが増えるにはどうしたらいい?
わたしはプライドをかなぐり捨ててフォローしまくることでフォロワーを増やしましたが、
「そんな面倒なことをせずフォロワーを増やしたい。どうしたらいい?」
についても考えました。
・・・ここはやはり「良い投稿をたくさんすること」だと思います。
残念ながら安易な道はない。
1年半LIPSを使って考えた「買った物のキレイめな写真を撮って投稿するだけじゃ、なぜフォロワーが増えないのか」に関するわたしの見解は以下です。
LIPSはアカウント(人)目当てで見に行かない。あくまでも商品の口コミを見たい時に使う。
LIPSはあくまでも「コスメの口コミアプリ」。
かつ新興なので、すでに他の場所で知名度のある有名人がアカウントを作り、「この人が使ってるものを見たい!」みたいな「人」が主軸の場所じゃないです。
基本的な使い方としては「気になる商品を検索して、その商品に関する口コミを見る」なので、人ベースじゃないんですよね。あくまでも商品ベース。
フォロワーを増やしたいなら、そこを「人」ベースで見てもらうようにする必要があるので
商品軸ではない投稿をする
これやれば垢抜ける
○○(流行りテーマ)メイク
学生向けナチュラルメイク
印象別眉毛の書き方
他多数
顔出して、顔ファンになってもらう
キレイでいつまでも見てられる投稿をする
など、とにかく「この人じゃなきゃ」と思ってくれるファンがつく投稿をするしかない。
LIPSの楽しみ方としては「使ったコスメの感想を書く」で十分だけれど、フォロワーを増やしたいならもう一歩必要。
く〜!
むじぃ〜〜〜〜〜!!!!!!
商品レビューだけで人気アカウントになりたい!
「ただ買ったコスメの投稿したい。でもフォロワー欲しい」
そんなわがままさんが出来ることはこれ。
LIPSで人気がある商品の投稿をしまくる。
これに尽きるかなと。
投稿軸でフォロワーになってもらうには、まず自分の投稿に触れてもらうことが大切。
LIPSで人気がある商品の投稿をたくさんすることで、商品検索で見てもらえる機会を増やしましょう。
LIPSで人気がある商品は基本的にドラコス(ドラッグストアで買えるコスメ)。
中でも見た目が重要な
アイシャドウ
リップ(口紅)
マスカラ
などは検索したらいろんな人の投稿を見る傾向にあると思われるため、その辺りから手をつけてみれば良いのかなと。
ただ、スキンケア商品は肌質にもよるし、before/afterがわかりづらいので検索数が少ないようです。
例えばアイシャドウだったらカラバリ違いで買って比較画像にしてもいいし、
複数混ぜて使ったバージョンなど、塗り方次第で見せ方が増える!
写真が撮りやすく投稿も増やしやすいし、見ていて楽しい投稿をたくさん出来たらフォロワーも増えるんじゃないかな。
実際にどういうのがいいのか学びたかったら、LIPSのinstagramのフィード投稿がわかりやすい!
その中で自分が好きな投稿の真似をしてみるところから始めたら、成長待ったなし!
LIPSを1年半やって訪れた自分の変化
気づきはいいからお前はどうなん?と振り返ると、
SNS受けしそうな画像制作ができるようになりました。
これはガチ。
しっかり染まった。
最初の頃と1年半経った最近の投稿を比べてみると…
文字入れすらしてなかった最初に比べたら、LIPSっぽいごちゃごちゃ感が出せるようになりました。
変更点は3つ。
写真はとにかく明るく
商品名、特徴、キャッチコピーを文字入れ
パッケージの写真だけでは余白ができる場合は、中身がわかる画像をつける(下画像参照)
マスカラ本体だけだと、どう頑張っても寂しい画像になる〜!
と思ったので、コーム単体の写真を丸枠で追加。
これで余白が埋まって、画像に華やかさが足せます。
画像の文字入れも、
最初はInstagramのストーリーでやりくりしていたのが、ちゃんと文字入れアプリを利用するようになりました。
気を遣うようになってる!向上心!
こうして「投稿画像が安定してキレイになってきたな」と思った頃、LIPSから「あなたの投稿をLIPSの広告に使っても良いですか」と確認が来ました。
つまり、わたしの投稿はLIPS運営から見ても良い投稿である!!!!
1年半ですっかりLIPSの申し子になりました。
こうして物撮り〜画像加工技術が身につくと、1年半も無駄じゃなかった気がする。
単体商品の投稿はLIPSだけでなく@cosme、楽天ROOMにも転用しています。
LIPSからの広告使用許可確認が来たのと同時期、楽天ROOMでも「ほぼオリジナル写真ユーザーの特集枠で初めて紹介されました。
やはりLIPSで身につけたSNS投稿画像の方向性は間違っていなかった!
良い投稿になるための画像加工はどんなアプリを使ってる?
初期はFoodieで明るくしてInstagramのストーリーで文字入れをしていましたが、それでは物足りなくなったわたしが辿り着いた画像加工アプリも紹介しておきますね。
明るさ:Foodie
画像挿入&文字入れ:Phonto
画像丸加工:丸い写真
この3つ!
この3つで良いかんじの投稿画像は作れる!
これからLIPSや、その他SNSの画像投稿を頑張りたい人はぜひ試してみてくれー!
LIPSは収益化できるって聞いたけど、実際どう?
最後は赤裸々に収益化の話。
実際にわたしのアカウントで見れる収益の数字も含めて書いていきますね。
まず、LIPSの投稿だけで儲かるか、儲からないかでいうと…
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