24'10'25色々ごちゃごちゃ調べてもお前の子どものことはどこにも乗ってないんだよ(大声)
わたし、切羽詰まらないとやらないタイプなんです。
夏休みの宿題も、終わる1日前にとりかかるタイプ。泣きながらやるのなら可愛いけれど、どこかでやっていかなくても許してもらえるだろうとたかを括って、「やったんですけど、忘れてきました」で時間を稼ぐタイプのかわいくない子供でした。
だから、誰かのためにやっている訳でもなく、自分のためにつけてる日記だけど、これ以上空けたら出来事忘れちゃうなっていうギリギリにならないと日記を書けないあの頃の可愛くない大人です。
前置きはこの辺にしといてこっこの経過を振り返っていきましょう。
10.17(木)
1日8回の栄養の時間の1回のミルクの量が2.5㎖に増量。栄養の面では、カリウム補填の点滴が一旦終わって、糖の点滴だけ継続している状況。採血してカリウムが基準値以下になれば点滴再開の可能性はあると教えてもらう。褥瘡の周りの白っぽいところはやはりカビ菌と発覚( ˘•ω•˘ ;)カビ菌をやっつける塗り薬の塗布開始。体位交換は継続。右向きも左向きでも左右差はなく側臥位だと落ち着くとのこと。尿量がちと少ないとのこと。顔や身体の浮腫はそれほどでもないので、今のところはこの尿量で問題ないと判断される。14:30頃医師より、呼吸器の設定を変えてみると提案あり。いまはカタカタという振動で空気の入れ替えをするもの。この設定だと循環器に負担をかける可能性があるし、肺に圧をかけて換気を助ける設定に1度戻してみようとなる。ただ、気胸も3回繰り返しているので、肺への負担や循環器への影響も踏まえて様子を見ようとなる。こっそり看護師さんにどちらの設定が理想なのかと尋ねる。その子その子の体調で設定を変えるのでどちらが良い悪いはないが、肺に圧をかけるものの方が、次の段階(鼻マスク)には進みやすいと教えてもらう。動くと酸素飽和度が70台までさがる。動くと口のチューブがズレて酸素が上手く行き届かなくなったり、肺が虚脱をおこすのでこれは許容範囲と教えてくださる。
10.18(金)
この日ようやく、救急要請してくれた元の主治医のところへ支払いにでかける。支払いだけのつもりが先生がお話しようってと診察室に入れてもらう。赤ちゃんはどう?といつもの笑わない主治医に聞かれる。肺に3回穴と、腸に穴が開きましたと伝えると手術はできたのと聞かれる。手術はできて、いまはストマーだけど保育器で元気にしてると言うと、「腸も肺も穴が空くのはよくあること。でもそれを乗り越えられない赤ちゃんもいる中で乗り越えたんだ。これからも1つずつ乗り越えていけば大丈夫だから。」気休めなんて絶対言わないあたしのオイシャサン。深夜の検索魔になりがちのあたしを目の前の子供を見ろと引き戻してくれるのはこの言葉だったりする。
ミルクは3.0㎖。呼吸器の設定はカタカタと震えるものに戻っていた。酸素濃度の設定も前日28だったものが40まで上がっている。こっこの身体にそっと手を添えるホールディングも20分くらい実施。ホールディングをするとサーチも86から96から上がってくる。ホールディングをする格好はNARUTOのサクラが患者を癒す体勢の完全にそれ。母乳滴下をさせてもらえる。口に入った瞬間眉間にこれ以上寄らないくらいの皺を寄せる。禁乳の時期があったので、今飲んだのはまだ入院期間の乳だから、管理されたご飯食べてたし、しょっぱすぎたりしないはずだけどとこっこの耳元で呟く。スっと眉間のシワが消える。ちょろいヤツめ。
10.19(土)
病院到着時の酸素濃度は35。昨日よりは低下している。栄養は無事3.5㎖。うんちもストマーには緑色のものがでている。看護師さんに緑色のうんちは正常かと尋ねる。白いうんちは胆汁が機能していない恐れ、あかいうんちは出血の恐れがあるが緑のうんちは正常と教えてもらう。お医者さんから足の浮腫の指摘あり。おしっこもそんなに量出ていないとのこと。
10.20(日)
病院到着時の酸素濃度は42。昨日安静にしていたかは、この酸素濃度とこっこのおくるみの状態でわかってしまう。首周りもがっちり固められたクッション。昨夜はどうやら穏やかじゃなかったらしい。看護師さんいわく昨夜は片手の人差し指と中指を両鼻の穴につっこんだり、口の中に手を突っ込んで、口の中にある管に手をかけたりしていたらしい。本当に穏やかじゃなかった。
顎下に巨大な二重顎のような浮腫出現。仰向けにしたので浮腫は自然に引いていくと看護師さんより言われてほっと安心。漫画のような二重顎を私は見た。
この日ちらっと2回ほど黒目を見せてくれた気がする。
10.21(月)
病院到着時酸素濃度45。夕方から夜にかけてサーチふらつきあったものの深夜は落ち着いていたとのこと。
栄養が5㎖となる。ストマー交換。オムツ外した途端大の字で放尿と好き放題。次回は金曜日ストマーパウチ交換と予定が明確になる。
医師より経過報告。3,4週間後の抜管を目指したいとの思惑共有。酸素濃度は30以上には上げたくない、使いすぎると目と肺に良くないのだと教えていただく。酸素濃度を上げない、絶対安静と心に誓う。といっても母にできるのはポケモンの技程度にも至らない“おうえん”しかないのだけれど。
尿量少ないのでステロイドも使っている。これは血糖値をあげる可能性があるから使いたくないが、今のところステロイドも酸素も使わざる得ないと教えてもらう。
栄養に関しては今日は5.0㎖。あしたは6.0㎖明後日には7.0㎖を予定。7.0㎖までいけばぼちぼちとのこと。体重測定に関しては触れると負担も大きいので10月28日を予定しているご様子。
経過報告は次回11月5日14:00頃とのこと。
今日はここまで。
ここのところあたし、ようやく心に余裕ができたとみて、調べても仕方ないことを調べている。パソコンで分かるのはあくまで統計的なことだけ。わたしのこっこのことは書いてない。あたしはこの子が見せてくれた事実に対してなにが出来るかをかんがえるだけでいいのよ。分かっていても調べて、不安が膨らんで泣く毎日に花束を。