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芸術の秋 マイコレクション

芸術の秋を楽しむ

私は月初めに玄関の工芸品を毎月入れ替えるのを楽しみにしています
10月の工芸作品を紹介致します
秋の季節を意識した芸術の展示に致しました ご覧下さい 🤓

オノサト トシノブ
リトグラフ

オノサト レゾネNo.179  1981年制作 AS―4  88枚中の39番目
この作品はリトグラフの枚数が少なく欧米コレクター好みの黒色は使わない色の作品 画商購入

オノサト トシノブ
油絵 

作品 Aー1985 油彩サイズ(10×10)
1983年 丸なし(十二稜形の絵)の誕生の後の1985年制作 亡くなる前年作品
この作品は十二稜形でオノサト本来の黒色を使っている 画商がご子息から購入してオノサト展を開催した時に購入

オノサトは日本の抽象画の先駆者
世界のオノサト 美術の教科書で
見た覚えがあると思う
朱 黄 緑 紺 の四色の構成が主
で円の図形を基本にモザイク模様の絵


福沢 一朗
リトグラフ モナリザ

天才画家レオナルド  ダ・ヴィンチに憧れる福沢がレオナルドの素描本を見てイメージして描いたリトグラフ
モナリザ風な女性がレオナルドの飛行機を見ているところ
背景の色はルネサンス時代の画材 
羊の皮の色を使って当時を偲ばせる
ユニークなリトグラフ 150枚中94番目

福沢 一朗
HC リトグラフ 孫悟空

1990年制作作品 中国の西遊記の小説挿し絵を依頼された時に登場人物の孫悟空をモチーフに描いた晩年のリトグラフ 小説は出版されなかった

前衛画家であり日本にシュルレアリスムを紹介した 福沢は文化勲章受章 
女子美術大学教授 多摩美術大学教授


 

人間国宝 田村耕一
色紙に葡萄の図

田村は1986年鉄絵陶器の人間国宝 富本憲吉に師事 東京芸術大学名誉教授 日本工芸会副理事長


人間国宝 加藤孝造
月と兎

色紙に満月の月を見上げるウサギたち 
加藤は高校在学中 日展に洋画が入選
美濃で陶芸の道に進み桃山の復興を目指す 荒川豊三に師事
2010年瀬戸黒の人間国宝


唐津焼 西岡小十 ウサギ鉢
左 益子焼 三宅洋司
上 国定焼 関口宗平

西岡は古唐津の神様と呼ばれる 古唐津を研究して再現 兎の絵は朝鮮から到来した代表の絵柄 上に月
私は2003年頃に池袋西武百貨店の個展で本人と会い挨拶をする 小柄の人で着物姿が懐かしい とても腰の低い
感じの良い人だった

三宅は伊藤公象に師事 益子焼で人気作家であったが若くして死去 2000年前後に益子焼のNHKテレビ放送出演や陶芸雑誌や旅行雑誌に掲載された
日本伝統工芸展入選多数 
30才の時に社員旅行で初めて益子に行った時に購入

関口は田村耕一の門下生 日本伝統工芸展入選多数 28才の時に自宅に一度伺った とても愛想が良い人で和室で和菓子とお茶でもてなしてくれた
その時に5点購入した中の1点がこれ
 


唐津焼 十二代 中里 太郎右衛門
人間国宝

12代中里は古唐津の研究再現で唐津焼を復興させた 
叩き技術で1955年人間国宝
頭を垂れる稲穂?の絵唐津
中央にかいらぎ?作品裏に「タ」サイン この作品はヤフーオークション購入のため真贋は自信がないが日本の秋の風景を描いているのが好き 

唐津焼 十三代 中里太郎右衛門
芸術院会員

唐津絵粉引き陶板 水鳥と水草の絵
作品下に本人「た」のサインあり

現在14代中里太郎右衛門が名門中里家を受け継ぎ作陶を続けている
秀吉の朝鮮出兵から420年続く中里家

10月の展示はこんな所です
解説不足の感はありますが精一杯説明させて頂きました
機会がありましたら次があるかも
お楽しみにして下さい🤓

芸術は人間の心を豊かにしてくれる

ここまで読んで頂き
ありがとうございました

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