『本を読む本』
書店へ行くといわゆる名著として面出しされている事が多いので、読書好きなワタシとしては当然避けられない一冊。
内容は、本を読むテクニックについて書かれている・・・と思う。
「と思う」のは、正直読み切っていないから。
ではなぜもう購入してからだいぶ時間が経っているのに読み終わってないのかと言うと、本書はとにかく理屈っぽくて退屈で、全っ然ページが進まないんすよねぇ。
おいおい、理屈っぽいのはお前だろうってツッコミは受け付けない。
「三百六十五歩のマーチ」じゃないけど(古っ)、まさに三歩進んで二歩下がるイメージ。
著者は哲学者と聞いて、なるほどなぁと思わず膝を打ったけれども、どっちかと言ったらこれは名著よりも迷著だろと、自分の理解力の無さを棚に上げる。
そもそも哲学とか苦手なんだよなぁ(かと言って得意な分野があるわけでもない)。
ところで最近、理解力とか、考える力が衰えてきてるなぁと感じている。それってやっぱり、何か疑問があれば携帯一つですぐに答えが出てしまうイージーなライフスタイルにどっぷり浸かってるからでしょうね。
便利さと引き換えに失うモノってありますよね。
これは本当に由々しき事態だなぁと。
そして自分の考えを文章にして人に伝えるのって本来そんなに難しくない行為のハズなのに、日に日にハードルが上がっているような。
本を読んだり映画を観て、それをこういう場でアウトプットしているのは、自分の頭で考える力を失いたくないからであって。
話は戻りまして。
さてと、果たして本書は名著か迷著のどちらなのか。
とりあえず年内には読み切ろうと思います。
・・・と自分のインスタに投稿したのは数年前の出来事。
いまだに読了できていないのはここだけの話。