もはや相性の問題?

現在本態性振戦を治療中の、白菊です。
治療方法ですが、漢方薬局にて煎じ薬を処方してもらい、朝と寝る前に飲んでおります。
期間は2年間程。
効果については、なんともいえないという感想です。
効いている!と思う瞬間もあるし、なんだ、やっぱり効いてないじゃん…と思う時もあります。
漢方の先生からは煎じ薬のほかに、養生のアドバイスを頂くのですが、正直毎回納得いかないのが
「好きなことをやる機会を増やして、嫌なことはなるべく避けましょう」
という発言。
私の振戦が起こる部位は【膝(脚)】です。
それも立っている時、重心を置く、など脚になんらかの圧力が掛かった際に震えます。
横になっている時や座っている時は起こりません。
さてここで問題なのですが、【立つ】という行為なくして、出来る楽しいこと。
どのくらいあるでしょうか?
全く、全くですよ。
移動せず、ずっと座ったままやれる楽しいこと。
多かれ少なかれ、【立つ】という行為が発生します。
私は花や自然が好きなので、公園によく出掛けます。
歩くのは問題ないので、変な話家から徒歩で延々と歩いて目的地に着くなら移動時は問題ありません。
でもこれがバスや電車だともうNGです。
バスや電車を待つ間、立ちます。
座って待つことも出来ますが、そうすると最後に電車に乗り込むことになるので、その頃には電車内の席が空いてなくて立つことになるので、やむを得ず立って待ちます。
膝はガクガク震えます。

さて、いざ公園に着きます。
ずっと座っていても回れないので、園内を歩きます。
綺麗なお花を見つけて、香りを嗅いだり写真を撮って名前を調べたり、とやはり数分でも立つ時間が生まれます。
そうすると震えてきて、楽しいよりも辛いが勝ってきてしまうのです。
そしてそんなことを繰り返す内に、あまり外出したくなくなりました。
だって楽しいことをしたくて出掛けた筈なのに、頭の中は「膝つらい、座りたい座りたい…!」ばかりで、帰ってきても何も覚えていないのですから。

と、こんな風に私にとって楽しいことは、必ず立つ行為が伴ってくるので
楽しいこと=辛いこと
という矛盾した式が成り立ってしまうのです。
この事について先生に訴えかけたこともありますが、あまり理解していないようなお顔をされていました。
ですよね…。
こんな変わった症状なかなかないので、理解し難いですよね…。

それと毎回先生に「ストレスが原因」と言われますが、思い当たる節は今はなく、膝が震えること自体がストレスなのだと思います。
ですがそのことに関しても
「白菊さんみたいなタイプは、ストレスだと自覚してないんですよ。僕から見たらかなりそれはストレスだと思うようなこともご本人は平気って言うんです。」
と、まあ我慢強過ぎる、無理を無理と思わず、無理しすぎている!
と言いたいのは伝わります。
でもちょっと無理繰りこじつけてる気がしなくもない…。

もうこうなってくると薬が効く効かない云々の前に、先生の性格・伝え方などが、私と相性が悪いんだろうなあと思う。

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