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教育投資のゴールデンタイムは?「学力」の経済学から学ぶ

縁あって、このブログにたどり着いてくださりありがとうございます💓

突然ですが

子どもを持つ親なら誰でも子育てや教育について悩むと思います。

悩んだ挙句、

「他人の成功体験を参考にして自分の子どもの子育てにと取り入れる。」

そんな経験ありますますよね?

本当は
「どのような教育がいいかは教育される本人の特性や能力、環境など様々な要因によって左右される」

というのが現状です。

この本では

個人の体験を大量に観察して見出される規則性を見つける

そこから

「どんな教育が成功する子供を育てるのか」

を科学的に導き出す。

その結果で述べられている教育本となってます。

今回、参考にさせていただいた本はこちらです。

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本書の内容


  1. 教育投資の効果

    • 就学前教育(幼児教育)が最も収益率(子どもの将来の収益がどれくらい高くなるか)が高い。

    • 「非認知能力」(忍耐力、社会性、意欲など)の育成が重要で、将来の収入や学歴に大きく影響する。

  2. 効果的な教育方法

    • アウトプット(テストの点数など)に対するご褒美が学力向上に寄与しないことを示し、インプット(本を読むことなど)に対するご褒美が効果的である。

    • 努力を褒めることが能力を褒めるよりも効果的。

  3. 教育政策の評価

    • 少人数学級は費用対効果が低い。

    • 教育の経済的価値を教えることが最も効果が高い。(高校を卒業後すぐに働き始めた人と、大学を卒業してから働き始めた人の間では、生涯で稼げるお金に、1億円の差がある。)

教育にはいつ投資すべきか

私が一番本の中で気になったところです。

文部科学省の調査によると、家計が大学卒業までに負担する平均的な教育費は、幼稚園から大学まですべて国公立の場合でも約1000万円、すべて私立の場合では約2300万円に上ります。日本政策金融公庫の調査では、子どもがいる家庭は、なんと年収の約40%をも教育費に使っているそうです。

「学力」の経済学

親の稼ぎのほぼ時半分が子どもの教育に使われているという現状。
確かに、子どものためなら!と厳しくても無理をしてしまうのが実情。

未就学児(小学校に入学する前)に人的資本投資すると将来の収益率が良くなる


幼少期に質の高い教育を受けた子どもたちが、学力検査の成績や社会的地位、収入などで優れた結果を示すことがエビデンスよにり確認されています。

非認知能力の育成が大事

幼児教育が非認知能力の育成に寄与し、将来的な学力や社会的成功に大きな影響を与えることが示されている。

結局、
お勉強だけやっていても将来の役には立たなくて、非認知能力(自己管理能力、社会性、忍耐力など)の部分を鍛えることが子どもの将来に影響を与えるということですね。

非認知能力はどのように育てることができるのか

筆者は自制心とやり抜く力が特に大切と述べています。

自制心を鍛える


要は、我慢することですよね💦
未就学児にとて我慢ってとっても難しいことですよね😅

例えば
「ねーママ、チョコレート食べたい」と夕飯前に行ってきた。
ママは
「だめ!!夕飯食べれなくなるから!」
ではなくて
「夕飯食べ終わったらチョコレートとキャンデー食べていいよ。どうする?」

ということを行って我慢できるか本中では「マシュマロ実験」というのですが、子どもが目の前の誘惑を我慢することで将来的な報酬を得ることができるという実験で、我慢できた子どもは後の学業成績が良好であることが確認されているそうです。)

試しに娘にやってみよう!!


やり抜く力を鍛える


うちの娘はすぐに諦めてしまう傾向があります😂

最近ではなかなか自転車の補助輪が

「こわい😢」

と言ってなかなか外せなかったのですが
やっと練習して2輪乗れるようになりました🚲

今は縄跳びが飛べないので練習です😅

と、考えたらこの小学校入学前って
たくさん挑戦することありますね😎

そんなとき、親の私たちも根気強く(すぐに怒らないで😅)
時に寄り添い、やりきりたいですね。

ちなみに、非認知能力は成人してからでも可鍛性のあるものも少なくないとか笑
親も鍛えられますね😁

次回はこの学力の経済学の著書中室牧子さんの最新書「科学的根拠で子育て」について書ければと思います。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました💗


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ゆるり@読書好き
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