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将棋ウォーズの段位と棋力について
こんばんは、ガイガイです。
今日は一度はまとめてみたかった。ウォーズの棋力についてです
実はウォーズの段位って、そこまで当てにならないんですよね
なので大雑把にどのくらいかを述べていきたいと思います。
わたくしガイガイは、ウォーズの10切れ三段安定くらいです。
将棋ウォーズにおける段位の棋力
ネット将棋の段位における違いを、ウォーズを元に分けて
述べていきます。
将棋ウォーズ(10切れ、10秒中心, not 3切れ)の印象ですが
強い順に
終盤がまともな将棋になってる人(五段以上)
割とちゃんとしてる人(三段強~四段)
勝ちは目指してるし筋は良いが、終盤読む力に欠ける人(初段強~三段弱)
基本的な戦術を知っていて、得意戦法を指し慣れてる人(3級~初段)
簡単な手筋や序盤は知ってるが、根本的に改善点がある人(4級以下)
はい、若干厳し目に評価していきます
1.終盤がまともな将棋になってる人(五段以上)
プロや元奨、そうでなくても小さい頃から師匠や指導者がいて
将棋道場等で指し慣れた人しかいません。
知り合いに奨励会員がいたり、リアル大会で名を上げたりしてます。
基本、一局通して悪目立ちするところが無く、その辺のアマチュアには負けないという自信があり、人に将棋を教えることができる棋力帯です。
指しやすくなるような序盤、ちゃんと時間を使って手を探す中盤、
安定した終盤、どれをとっても強いです。
駒落ち経験があり、居飛車でも振り飛車でも指せる人が多いです。
人生かけて将棋に向き合った時期があって、持ち時間によっては
プロに一発入れていても何ら不思議ではありません。
おそらくネット将棋のみでこの領域に達している人はほぼおらず、四段との大きな壁を感じます。
2.割とちゃんとしてる人(三段強~四段)
はい、私もこの棋力帯です。大人になってから将棋を始めた人のほとんどが
最終到達点になると言ったところです。
道場で指したことがあるような人も多く、アマ大会に出たことあるよって人もいます。将棋にかなりの時間を割き、努力をしたと言えるでしょう。
感覚的にですが、強い二段以下にはあまり負けず、級位者相手ならほぼ勝てると言って良いでしょう。
しかし、知らない戦型は指せず、悪くなってからや、イライラしているときはガクッと棋力が落ちます(特に終盤)。格下にも負けます。
足りない事としては、諦めずに粘った勝ち方や、それに見合う終盤力、
相手の狙いや弱点を見極める力
幅広い戦型に対する理解、このような所だと思います。
3.勝ちは目指してるし、筋は良いが、終盤読む力に欠ける人(初段強~三段弱)
このあたりくらいから、ある程度努力した人と言えるでしょう。
リアルでは指したことないよ~って人も多くネット中心って感じがします。
基本的に奇襲やハメ手に一方的に負けることはなく、普段から将棋に触れている棋力帯です。
得意戦法の序盤にはある程度知っていて、中盤筋の良い手が飛んでくることもしばしば。致命的なミスが少なく、
良い局面からなら四段相手に一発入れてもおかしくは無い、と言ったところです。
しかし終盤力は欠けていると言わざるを得ません。
初段から三段と書きましたが、違いは序盤の練度がほとんど。
(少しだけ二、三段の方が終盤読めてるかな…)と思います。
特に、悪くなってからの終盤力がひどく、諦めが早かったり投げやりに指したりする人も多いので、精神面でも鍛え直す必要があるでしょう。
目先の先手を取っただけの手や、大駒に当てただけの手など
リアル道場の有段者なら、絶対にしないような手も多いです。
オススメの勉強法は、24や将棋道場など、切れ負けじゃない将棋を指すことや、簡単な詰将棋を複数回解くことです。
4.基本的な戦術を知っていて、得意戦法を指し慣れてる人(3級~初段)
ウォーズのほとんどを占める棋力帯です。将棋動画を見たりプロの将棋を観戦するのが好きで、「将棋が趣味です」と言える人が多いのでは無いでしょうか。
実は私のブログは、このあたりの棋力帯の方におすすめと言っても良いかもしれません。
将棋についてですが、基本的な手筋が見えて、得意戦法を持っており、勉強法を模索しながら指しているといった所でしょうか。
しかし、駒の効きをうっかりする、相手の持ち駒や駒の位置が見えていない、自分の攻めの手や相手玉ばかり見ている、奇襲ばかり使っている、
大駒を狙いすぎて筋の悪い手を指す…
などなど改善点はたくさんあります。
まあ、たくさん指せば修正できる部分も多いと思いますが、
効率よく強くなりたいなら、有段者に聞いてみたり、辛くても感想戦をしたり詰将棋を解いたり…などなどですかね。
特に、大駒を狙いすぎる癖と奇襲ばかり使うのは、早急に直してほしいです。
個人的に上達の妨げになっているNo.1と2だと思います。
しかし、長く続けているの自然に解決するし、あれやこれや言って将棋が嫌いになってしまうと元も子もないので、楽しみながらできるだけ長く続けてほしいものであります。
5.簡単な手筋や序盤は知ってるが、根本的に改善点がある人(4級以下)
はい、今から将棋を勉強しましょう。
というのも、この棋力帯には、なんとなく弱いで片付けられない改善点があります。
実際には
悪いと分かっていて、こだわり過ぎている指し方をする
勝ちに向かっていない指し方をする
そもそもセオリーや基本形を知らない
負けから何も反省していない
このように、致命的な改善点があります。
何がやばいって、向上しないんですよね。
将棋を始めたばかりの人なら仕方ありません。
プロや将棋系youtuberの動画を見て、セオリーや手筋を知り、対局を重ね、強くなってください。
しかし、この棋力帯で何年も停滞してる人は一度、将棋に対する考え方や
取り組み方を見直すべきだと思います。
全員が勝ちを目指してるゲームで、強くなる気が無いと、置いていかれるのは当然です。
と言ったところですかね…
今回は割とネガティブな記事になってしまったかもしれませんね…
次回は明るい話題でも書こうかと思います。
それでは、良き将棋ライフを