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感じたことを忘れないために書く

2024年に見た映画を整理中
その中でパレスチナ、ガザに関する映画を4作品(いずれもドキュメンタリー) 。

『忘れないパレスチナのこどもたちを』
『私は憎まない』
『ガザ=ストロフ -パレスチナの吟(うた)』
『子供たちはもう遊ばない』

これらの映画を見るために映画館に通いながら
自分には何かできることがあるんだろうか?
今もずーっと自問自答している
とにかく私は慎ましく暮らしていこうと思うのが精一杯

子どもたちはもう遊ばない』(2024) イギリス・イスラエル・イラン合作

イスラエル エルサレムに住む人達の話に耳を傾けるようなドキュメンタリー

100年以上の間、先祖代々 イスラエル エルサレム その地に住む ミドルエイジのユダヤ人が言う
「ここでは共存 合意 平和 そんな言葉は死語だ」
字幕では「死語」とシンプルに表現されていた。
映画を見た時は、歴史の中で彼らの信用に値する言葉ではなくなったということかと受取ったけれど、
今の状況(2025/02/06)を見てるとガザやイスラエルの人々にとってはまさに「死語」だろうなと
(2024/02/03 配信のニュース→https://news.yahoo.co.jp/articles/761ccea33ebf7067a1fb43581bfb3a3f565f5a22)

家族でイスラエルに移住してきた母親が
二つの社会の軋轢は「すべては教育のせいではないかと思う」と話していた。

イスラエルではパレスチナ系 ユダヤ系 それぞれ教育を受ける学校が分かれているそうだ。

パレスチナ人 ユダヤ人 混在して通える数少ない私立学校の出身者は兵役を拒否すると言う(イスラエルは男女ともに兵役があるはず)

教育はとても危ういけれどとても大事だなと改めて考えさせられた作品

忘れないパレスチナのこどもたちを』(2022)イギリス
戦争は容赦ない
他の紛争地でも多くの子どもたちが犠牲になっていることも忘れてはならないと思った作品

私は憎まない』(2024) カナダ・フランス

医療従事者としてイスラエルの病院に勤務していた唯一のパレスチナ人医師のドキュメンタリー。
彼が暮らすガザにある自宅がイスラエル軍の攻撃を受け子供たちが犠牲となった。
彼は 争いを止めるためには エディケイションが必要だと語っていた。

「憎む」よりももっと大きな悲しみが生まれる。
戦争は本当に人を追い込んでいくのだなと感じた作品

ガザ=ストロフ -パレスチナの吟(うた)』(2011)フランス・パレスチナ合作

2008年12月末から2009年1月にかけてイスラエルによるガザの大規模侵攻 当時。
ガザで暮らす人々が話す

男が言う
イギリスの砲弾が落ちてくるイギリスが勝手に線を引いた、イギリスがイギリスがイギリスが....
青年が夜間の小さな灯りの前で言う
友達とサッカーをしたいしサッカーの話をしたい 友達と映画も見に行きたい
おじいちゃんが言う
全ての宗教の神様はpeace だ


暖かいこたつに入って文字を打ち込んでいる
その中で映画のことを反芻してたら
寒い日に暖かい場で私は偉そうに何を書いてるんだろうと.....
アップするのを止めようかと思ったけど
映画を見たことの自分の覚書として
アップすることにしました

2024/02/06

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まるこさん
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