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ウォーリアー
『ウォーリアー』
監督 ギャヴィン・オコナー
ジョエル・エドガートン、トム・ハーディ、ニック・ノルティ
予想以上に感激しグッときた映画でした。
痺れるくらいの男兄弟の男家族の世界を見たような気がしました。
映画の中にはアメリカのいろんなことが詰め込まれてる感じも、かなり凝縮していて濃厚だったかもしれない。そして格闘技試合の緊張感が途切れず貫かれていて、思わず見入ってしまい泣きそうに。
こんなステキな映画が日本では劇場初上映だということにも驚きです。2011年の作品ということで、時期も悪かったのかもしれない。
大好きな役者トム・ハーディ
彼はハードな兄弟もの(義兄弟も含む)をやらせたら右に出るものはないのでは、、と。
『ピーキー・ブラインダーズ』でのアルフィー役も主人公のトーマス・シェルビーとの関係性とか、『ヴェノム』だって義兄弟だなぁと。
なので 公開待たれる 『ザ・バイクライダーズ』も期待大。
トム自身は本格的な格闘技家であるが故か、映像での彼の選手としての力強さにはリアル感もあり、その姿は素晴らしかった。
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あくまでも私が思ったことで、ネタバレ?かもですけど
アメリカ万歳なイメージが先行しそうな内容には見える瞬間もあるけど(まあかなり曖昧なラインのような気もするけど)
アメリカの現実に無視され傷ついた兄弟が再びアメリカで褒め称えられる、そして彼らが獲得するお金の胴元は、、、、うーむ それってどうなん?
みたいなねー
そんな場を父は密かに去り、兄弟は改めて支え合いながらそこから消えてゆく。
最後には色んなことを「家族」とか「兄弟」とかの物語へ、ヒューマンドラマへとガツっと昇華して持っていかれる感じが とてもよかった。
映画が終わろうとするところで男性9割の劇場の中で鼻をすする音が。
わたしは...なんとか堪えたけれど。
いい映画だったなあ
エンドロール、役名と俳優クレジットに[役名 Himselfe ]という表記を散見。格闘技ファンならわかるような人がけっこう出ていたのかなと思う。
この映画は配信でも流れているようだし、それでも充分楽しめる映画だろうけど、やっぱり噂の名作はやっぱり大画面で大音量が良い。
映画を見たなぁーという嬉しい充実感があった帰り道でした。
2024/10/31
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