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「”努力した強い人が報われる世界を作る”eスポーツ大会配信に欠かせないオブザーバーをまとめる」テクニカルディレクター・立石 雄太【社員インタビュー】

どもども!冬将軍到来だよ!ウェル子チャンです!
気づいたらnoteの機能がパワーアップしていることに驚きが隠せないよ…!なんと言っても「フリガナ」機能もついたって言うんだから!

それでは早速…

アトランティス 失われた古代都市に眠るオーパーツ 存在するはずのないもの

何これめっちゃカッコイイじゃん…!noteの中の方々、いつも楽しいアプデをありがとうございます。もっと書くように頑張ります(がんばれあたし…!)

というわけで今日は久しぶりに「社員紹介インタビュー」を実施。
今回はオブザーバーのディレクターや、配信スイッチャーなどを現場で担当する”立石さん”に話を聞いてきました!

自身の仕事内容だけでなく、これからウェルプレイド・ライゼストで叶えたいことなど色々と聞いたので、ぜひ最後まで読んでいってください!

とその前に!「オブザーバーのディレクター?」「配信スイッチャー???はにゃ?」と思われた方向けに簡単に解説!

オブザーバー:一言で言うと「ゲーム内カメラマン」。特にシューティング系、バトルロワイヤル系のゲームにおいて配信で視聴者に見せるべき選手や俯瞰視点の画を追い続けるポジション。
多くの場合は複数のオブザーバーで多様な画をいつでも配信に映すことができるようにしている。

スイッチャー:一言で言うと「配信に映す画を切り替える人」。試合の展開を読みオブザーバーに追ってほしい選手やチームを伝え、瞬時に配信画面を切り替える。オブザーバーにおけるIGL(インゲームリーダー:ゲーム内における司令塔)のような立場。

実際にスイッチャーとオブザーバーが仕事をしている様子がこちらの動画に上がっているので見てみてね!

PUBGであれば16チーム・合計64名もの選手が同時に試合をする中で、オブザーバーチーム(ゲーム内カメラマン)が撮った映像を立石さんはどんなふうに選んで視聴者に届けているのか…その辺りにもぜひご注目ください👀
では張り切っていってみよーーー!


ウェ「立石さん、早速ですが自己紹介を簡単にお願いします!」

「はい、立石と言います!今年30歳になりました。
もともとライゼストにいたんですけど、合併して今はウェルプレイド・ライゼストでテクニカルディレクターとして大会やイベントで配信周りを中心に扱ってます。」

ーー「大学時代に映画作ってたんでしょ?じゃあスイッチャー出来るっしょ!」が僕の人生を変えた

ウェ「早速質問なんですけど、もとから”eスポーツ”に関わりたいと思って大学選びとかもしたんですか???

立「いや、そこは全然違うんですよ。
大学時代は映画制作系の学校に通っていて、そこで技術系のことをひと通り学びました。その中でも僕は音響周りを担当していて。」

ウェ「”音響”ってeスポーツのイベントや大会を盛り上げるためにめちゃくちゃ大事じゃないですか。
きっとその経験を活かして当時ライゼストが運営していたeスポーツ専用施設”eスポーツスクエア(以下、eスク)”で働くようになったんですね!

立「いや、eスクでは音響周りのことをほとんどやってないです。笑

ウェル子さんが言う通りeスクでアルバイトを始めたのが、僕がこの業界に入ったきっかけでした。
そもそも僕がeスクに入ったのは、eスクが秋葉原に移転したタイミング。そこでイベントとかを開催するにあたってテクニカルスタッフが必要ということで、そのメンバーとして大学卒業後に入って、最初はアルバイトでした。

履歴書には”映画制作の中で音響周りを中心に扱ってきた~”とか書いて大学時代の知識をアピールしていたんですけど、実際にバイトで入って1日目に任された業務はまさかのスイッチャーでした。

秋葉原にあるeスポーツスクエア※写真は公式サイトより※

ウェ「まさかの想像斜め上過ぎる!笑」

立「現場にいた上長の”大学時代に映画作ってたんでしょ?じゃあスイッチャー出来るっしょ!”のひと言で、初めてスイッチャーの仕事をやることになったんです。
でも、それがこの先の僕の人生を変えることになったのかもなぁと。

ーー”同じことが二度と起こりえない”その瞬間を映像で届ける

立「自分もLoLをはじめ色んなゲームタイトルで遊んでいたんですけど、当時は”eスポーツをやってる”という認識はあまりなくて。

”大学で自分がやっていた技術回りの知識×ゲーム”で掛け合わせられそうな仕事を探していたところに、eスクが技術スタッフをアルバイトで募集していて。それが自分にとってドンピシャだっただけなんですよね。」

ウェ「スイッチャー自体はどれくらいの期間やってるんですか???」

立「もう6~7年くらいやってますかね…!」

ウェ「ここだけの話、同じことをずっとやり続けるとちょっと飽きたりしません?笑」

立「それが自分でもびっくりなんですけど飽きないんですよね!
ゲームって何百回やっても同じことってほぼ二度と起こりえないから。その瞬間、いちばんベストな状況を自分で選んで配信できるのは楽しいな、って。

すごい枚数のディスプレイに映し出されたゲーム画面や情報を見ながら、何を視聴者に届けるのは瞬時に判断する

ウェ「それは凄い!そして”同じことが二度と起こりえない”っていうのは確かに魅力だよなぁ。

その仕事の中でも心がけていることってあります???」

立「”自分が家に帰って見返したくなるような配信にしたい”っていうのがありますね。
勝ったときのプレイヤーの表情とか、今いちばん選ぶべきシーンとか、カットをちゃんと見逃さないように、ちゃんとゲームや選手の魅力を視聴者に伝えられるように、というのを意識して頑張ってます。

自分がイベント・大会の運営側をやるときは、さっき話した通り自分が見返したくなるものを創りたい、つまり”自分が視聴者になったときに一番面白いものにしたい”という気持ちが何よりも強いです。」

ーー”画を見てから判断すると遅い”1分1秒を争う現場


ウェ「ちなみに試合中とかに撮りたい映像って、事前に立石さんの頭の中で想像してるんですか???」

立「いや、しないですね!”同じことが二度と起こりえない”のと一緒で、想像と同じことなんて試合中に起きないから。
事前に想像するというよりも、『こういうことがこの後に起きたらどうなるんだろう…』というのを”試合中のその場で想像”して、経験値に基づいて判断しながらやってるんですよ。

”画を見てから判断すると遅い”

1分1秒を争うからこそ、こう思ってます。もちろん”状況がこんな風になったら、こういう映像を撮りたい。だから事前に準備をしておいて”くらいのことはチームメンバーと話したりしますけどね。」

ウェ「”画を見てから判断すると遅い”ってめちゃくちゃカッコいい…!笑
それにしてもすごい数のチームメンバーから状況共有の連絡が入って、その中でどの映像を視聴者に届けるかその場で選ぶ、って立石さん聖徳太子みたいだな。」

立「確かに四方八方から報告が飛んできますからね。笑
でもチームメンバーそれぞれが、何も考えずに状況を報告してくれているわけではないんですよ。僕も全ての話を聞ききれないので、途中で情報量減らそう、とか日々試行錯誤しながらやってるんで。

ウェ「チームメンバー各人の役割を明確にしてベストな状態を作る…!」

立「その体制を作るまで結構大変でしたけどね。
DMM GAMESさんが主催の「PUBG JAPAN SERIES」とかは、現場に昼入って、夜配信して、深夜に家帰って配信見直して、明け方まで反省点を洗い出して、寝て起きてまた現場行って、というハードな時期を過ごしてたけど自分の中でもすごい印象に残っているし、成長できた大会の一つです。」

ウェ「そこで日々オブザーバーチームとの話し合いを重ねていったと。」

立「オブザーバーチームはゲームが好きな学生が中心に構成されているんですけど、”より良いものを視聴者に届けたい”っていう彼らの熱量があったからこそ色んな困難も乗り越えて、より良いものが創れたんだと思います。

やっぱり”好き”が原動力にある人ってすごいですよ。

ーー”好き”が根底にある人間が強い

ウェ「それは自分の経験を通じてそういう風に思います?」

立「そうですね。自分も含め、もともとライゼストにいたメンバーは、eスクでアルバイトをしていたところからここまで来たメンバーが多くて。

そのメンバーの大半は”ただただゲームが好き”という理由でeスクにバイトで入って、その熱量から自分で技術や制作知識をつけてここまで上がってきたんです。やっぱり”好き”が根底にある人間って強いよなぁとは思いますよね。

ウェ「それと同じ熱量をオブザーバーチームにも感じるんですね。」

立「そうですね。僕はゲームカメラ以上のことを彼らに求めていなかったんですけど、チームの子の中には本格的にeスポーツの業界で働きたいという子も最近多くて。

”オブザーバーチームからeスポーツ業界へ進む”

そういう道を自分が創りたいなって最近思います。」

オブザーバーチームの皆さん

ウェ「学生が終われば就職する道に進む子も多いですからね…!」

立「仕事を一緒にやる中でテクニカルや制作でやっている人たちを間近で見て、”自分も知識つけてこの業界でやっていきたい”と思ってもらえるのは最高ですよ。

僕自身がeスクから”ゲームが好き”という原動力でアルバイトからここまで来たけど、同じようなルートが今のウェルプレイド・ライゼストの中で確立されているわけではないんで。その環境を作っていきたいな、というのが今の僕の目標だったりします。」

ウェ「”育成”みたいな話になりますよね…!」

立「そうそう、あとは彼らが育てば僕ももっと楽になるかもな~とかね。笑」

ーー「自分の強みをなんでもいいから1個作ろう」オブザーバーチームに伝え続けた

ウェ「ちなみに最初の方で話していた”スイッチャーを続けたことが僕の人生を変えることになったのかもなぁ”っていうのはどういうことですか???」

立「7年前にeスクで働き始めて、そこからスイッチャー一筋でやってきたいんですよ。その7年の中で段々と”eスポーツ”の認知度が上がってきて、大きな大会やイベントも増えてきたんですよね。
そこで『この大事な局面はいちばん経験値のある人にやってもらおう』ということで、嬉しいことに僕がスイッチャーを任されることが多くなったんです。」

ウェ「大事な局面で失敗は避けたいですからね…!」

立「やっぱり”こいつにしか出来ない”っていう強みを作ることがめちゃくちゃ大事なんだな、って今振り返ると思います。

これはeスポーツ業界を本格的に目指すオブザーバーチームの子たちにも言ってるんですけど、”ゲームが好き”っていう気持ちと一緒に、自分の強みをなんでもいいから1個作りなさいって。

今めちゃくちゃ盛り上がっているタイトルがこの先100年続くかわからないし、そんな保障もない世の中で、eスポーツに携わり続けたいなら何でもいいから”自分だけの強み”を作って欲しいなと思います。」


ウェ「自分だけの…強み!今ウェルプレイド・ライゼストで活躍する他業界出身の人でも、前の仕事で培ってきた強みを会社で活かしている人もいますしね。

立「そうです!この業界への入ったきっかけはオブザーバーだったとしても、そこからテクニカルや制作がやっていることを見て学んで、強みをつくっていくべきで。

僕の場合はずっとやってきた”スイッチャー”という役割が強みになったんですよ。それで大きな仕事を任されるようになって、アルバイトから正社員になった背景もあるんで。」

ウェ「”スイッチャーを続けたことが僕の人生を変えることになったのかもなぁ”っていうのはそういうことだったんですね。」

立「まさにそうです!

強みがあったから僕は今ここにいる、”外せない人間”になろう

ということをこの業界を目指す人には伝えたいです。自分も出来る限り技術のこととか、興味のある人には教えていきたいと思いますしね。」

ーー”努力した強い人が報われる世界”を作り続けたい

ウェ「これから叶えたいこととかあります???」

立「今は自分の役割とか仕事内容も変わってきたんで、そこに慣れるのに精いっぱいで。笑
でも最初の方で話した通り、”好き”が根底にあるモチベーションの高い人たちがeスポーツ業界で活躍できるような環境を作っていきたいですね。」

ウェ「話を聞いていて、立石さんの中では”好きが根底にある”というのがやっぱり大切なんだな~とすごい伝わってきました。」

立「そうですね。好き!って気持ちがある方が仕事でもモチベーション高く取り組めると思うんで。

あとこれは選手サイドの話になるんですけど、”努力した強い人が報われる世界”っていうのも作り続けたいです。やっぱり自分にとって競技シーンってすごい特別で。

他の国ではまだ続いているタイトルの競技シーンが、日本ではしぼんでしまっている事例もある。そこにはそのタイトルの人気が日本で根付くように基盤をしっかり作れなかった僕たちの責任もあると思っていて。

僕たちは選手たちが輝ける舞台を作り続けたいし、僕自身それを第一線で見続けたいですね。

ウェ「ありがとうございました!(最後ちょっと恥ずかしそうに話す立石さんいいなぁ。笑)」

立「こちらこそありがとうございました!」


■ウェル子あとがき■
自分の能力を伸ばし続けるだけでなく、eスポーツ業界を目指す人たちが学べる機会も作りたい、ってすごい素敵な視点だし、日々オブザーバーチームと連携を取る立石さんだからこその発想だな、と思いました!

そして”自分の強みはこれである”って胸を張って言えることで掴めるチャンス、そして自分の強みを自問自答し続けることで自分がスキルを磨き続ける理由にもなる。改めて大事なことを自分自身思い出す機会にもなりました。

ぜひこのnoteの感想もお待ちしております!!!

そしてウェルプレイド・ライゼストでは採用強化中です!!!
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それではまた次の記事でお会いしましょう☆
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※形式は個別もしくはグループ型を想定しているのですが、そのあたりも希望があれば一度「その他」の欄に書いてマッキーに相談してみるのがよろしよ☆

noteの感想もお待ちしております~~~!!!

ウェルプレイド・ライゼスト広報 ウェル子
※会社の雰囲気も伝わってくる愉快なウェル子チャンTwitterはこちら

すぺしゃるサンクス!!!
Yossyさん(@YossyFPS
ステキな写真をたくさん貸していただきありがとうございました!これからもよろしくお願いします^^


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