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「自分の経験が活きている。僕の中で”プレイヤーが最優先”だと考える理由」アシスタントディレクター・林 晃輔(びー)【社員インタビュー:後半】

押忍!三度の飯とゲームと昼寝が好き!
eスポーツの総合商社「ウェルプレイド・ライゼスト」の広報 ウェル・子・chanです(通称:ウェル子)。

「太鼓の達人」では全国TOP8に輝き、その後はスマホゲーム「ドラゴンクエスト ライバルズ(以下、DQライバルズ)」では初となる公式大会に出場。
現在はアシスタントディレクターとして活躍する”びーくん”の社員インタビューを今回もお届けます!

⇩インタビュー前半を読むと、より今回のnoteが楽しめるよ!

前半は様々な大会で活躍する様子から、ウェルプレイド(当時)に就職するまでのことを聞きましたが、今回は実際のお仕事内容にフォーカス!

彼が大会を運営進行する上で最優先に考えていることとは…?
学生時代に色んなゲームタイトルで自身も活躍していたびーくんだからこその答えを、ぜひ記事から感じてください。


ーー「本当にこんなにゲームしてるの!?」ウェルプレイドに入社して感じたギャップ

ウェ:ウェルプレイドに入社してから、「想像していたのと違う!」みたいな実際の仕事とのギャップは感じたりしなかった?

びー:そこはほとんどないですね。
確かに担当している大会やイベントの開催前とかは多少忙しくなるけど、それが「想像していたのとすごい違う!」というわけでもないので。

あ、でもギャップを感じたことが一つだけあります。

ウェ:それをぜひ教えて欲しいです!

びー:ウェルプレイド・ライゼストって「会社でも休憩時間とかにゲームします!みんなゲームすごいやってます!」というのをSNSを通して外向けに言ってるじゃないですか。
それに対して、「いやいや、そんなこと言ったって忙しくてゲームとか出来ないでしょ?」って僕は思ってたんです。

でも入社したらみんな休憩時間とか就業後とか、どうにか隙間時間を見つけて社内でゲームをしたり、本当にゲームの話ばっかりしてるんですよ。笑
もちろん仕事はしっかりやっているんですけど、そういう逆のギャップはあったかもしれませんね。

ウェルプレイドオフィスにて(2019年冬)

ウェ:良い方向のギャップなら良かった!笑

びー:よく「社会人になったらもう終わりだ。自由のない地獄がはじまる。」って話す人がいるんですけど、僕が学生の時に想像していた社会人より楽しいです。
それは仕事で好きなことをやっているのと、”同じ価値観や熱量”で話せる人が周りにたくさんいるからだと思います。

ウェ:同じ価値観を持つ信頼して話せる人が周りにいるって大事だよね。


ーー経験に基づいた感覚が大事

ウェ:ではちょっと今さらなんですけど、びーくんの仕事内容について教えてください!

びー:今はアシスタントディレクターとして番組、大会、イベントの運営制作に関わっています。
具体的な仕事内容としては、番組の企画立案、あと大会のルール作りや、出場者との連絡窓口まで色々とやらせてもらってますね。

ウェ:仕事の中で自分過去の経験とかが活きているな~って感じることあります?

びー:めちゃくちゃあります。
”大会のルール作り”や、”誰に出演してもらうか”とかを考えるときに感じますね。

特に”誰に出演してもらうか”を考えるときは、特にそのゲームタイトルのプレイヤーやファン目線が大切になると思っています。

「こういう話し方をしてくれる人なら、あまりゲームの知識がなくても視聴者の好感度は高いだろうな」
「こんな人がゲスト出演するとファンとしては嬉しいだろうな」

というのを、自分がゲームで遊んでいた時を思い出しながら「これは印象いいな」「悪いな」と考えるんです。
こうやって”自分の経験や感覚”に頼ることも結構あるんですけど、これって本を読んで得られるものではないし、1年とか働けば掴めるものでもないし、結構大事なのかな、と思っています。

大会当日の運営の様子。
びーくんをはじめ色んな役割の人が関わりながらひとつの大会を創り上げている。


ーープレイヤーの気持ちに寄り添えるのは強み

ウェ:第一線で活躍していたびーくんだからこその野生の勘みたいなものかな。

びー:そうかもしれませんね。笑
「大会運営するときはプレイヤー(出場者)の気持ちにより慣れている(寄り添える)」というのは自分の強みだと思います。

プレイヤー(出場者)って実はすごい細かいところを気にするんです。
中には運営側からしたら「それくらいどっちでもいいでしょ」というルールとかであっても、魂込めてプレイしてきた人からすると違うんですよ。

例えばトラブルが起きたときに、
・そのトラブルがプレイヤーにとって本当に些細な試合には全く関係のないことなのか
・それとも実はそのトラブルはプレイヤーがすごい不利を感じて嫌な気持ちになってしまうものなのか

このあたりの感覚がわかる、っていうのも自分の中にありますね。

ウェ:プレイヤーにも配慮をしつつ、クライアントの意向も聞きつつ、視聴者を楽しませる…すごいことだ。

びー:もちろんクライアントへの配慮も必要ですが、僕の中では”プレイヤーを最優先”においています。

例えば大会中に機材トラブルが発生。配信をこのまま進めると、どうしても一部のプレイヤーに不利な状況が生まれてしまう。

その場でクライアントが「視聴者数が減るリスクがあるから配信を優先してくれ!」と言ったとしても、「このまま進めるのはリスクです。一部のプレイヤーたちに不利な状況が発生するし、下手したらプレイヤーが次回以降の大会にもう出ない、ってなるかもしれないです。」というのは正直に伝えると思います。

プレイヤーが長い年月かけて練習したことが無駄になるような結果になったら、また彼らは同じゲームの練習に1年間費やせるのか。

その瞬間だけ見ればただの1日の出来事(大会)かもしれないけど、その大会に出るまでに何カ月何年と練習していると考えると、プレイヤーが最優先にされるべきだと僕は思います。

プレイヤーたちがまた向こう一年とか練習をして、「この大会に出たい!」と思ってもらいたいですからね。

ウェ:そうだよね、その出場者たちに「まだまだこのゲームを極めたい!盛り上げたい!」って感じてもらわないといけないからね。

びー:僕も大会ありきでゲームをやっていたタイプなんで、そういうところでもプレイヤーの気持ちがわかるんですよね。笑


ーー今のeスポーツに対する良い感じの空気が続けば…

ウェ:同じ出場者として通じる考えとかはあるよね…!今後挑戦したいことってありますか?

びー:自分のことで言うと、”チャンスがあればまた大会に出たい”という気持ちはありますね。
あとは仕事だと、”沢山の人に注目されるようなゲームタイトルをもっと増やしたい”というのがあります。

オフィスでゲームで遊んでいるときの一枚

めちゃくちゃすごい人間離れした技が出来る人とか、その界隈ではスバ抜けた才能を持っている人とか、そういうすごい人がどのゲームタイトルにもいるのに、少しマイナーなゲームタイトルだとなかなかスポットライトを浴びる機会が少ないんです。

Apexだったら今すごい注目されてお金も稼げるけど、別ゲームだと良い結果を出しても全然稼げない人もまだまだたくさんいる。
色んなゲームタイトルで、ひとりでも多くのプレイヤーが注目されるような機会を作っていきたいです。

ウェ:どうすればその機会が作れると思います?

びー:具体的に「こうすればいい!」というのは僕の中でまだないんですけど、今のeスポーツに対する良い感じの空気が続けば、もっと色んなタイトルが注目される日も近いのかな、とか考えたりします。

自分の高校時代のゲームに対する印象と今を比べると、状況は全く違いますからね。色んなゲームタイトルのプレイヤーが活躍できる場をつくり、盛り上げていきたいです。

ウェ:めちゃくちゃ良い挑戦!ウェルプレイド・ライゼストとしても色んなタイトルの盛り上げに関わっていきたいよね。


ーー普通の生活では得られない高揚感がそこにはある

ウェ:そして3歳からゲームをプレイし続けるびーくんに最後聞きたいんですけど、ゲームの何が魅力なんですかね?

びー:自分がゲームをやっている一番の理由は”達成感”ですね。あとは”高揚感”。

音ゲーをプレイしてる途中で「やばい!やばいって!このままいくと全国一桁の記録出そう…」っていう場面に出くわしたりするんですよ。
一回でもミスしたら無駄になってしまう…吐き気すら出て来る緊張感…一瞬たりとも止めてはいけない手の動き…

その時の高揚感って普通の生活では得られないものだし、その裏にはものすごい練習量とストレスがあるんですよ。
その高揚感とか、今まで出来なかったことが出来るようになる達成感とか、そういうのが普段の生活の中で得られるのがゲームの魅力ですね。

ウェ:「自分上達したな~」と感じる機会って、なかなか普段の生活の中にないからね…!特に音ゲーとかわかりやすいかも。

びー:まさに音ゲーとかは”対戦相手”というのが居ないので、自分が上手くなったことをわかりやすく感じられるんですよ。

でもせっかくウェルプレイド・ライゼストにいるんで、対戦ゲームとかもこれからもっと積極的に極めていきたいです!

ウェ:自分の経験を通して生まれた、”プレイヤー最優先”の話すごい刺激的だった!びーくんありがとうございました!

びーくんありがとう!
びーくんが大会に出場しているのを見たいよ!



【ウェル子のあとがき】
今回はアシスタントディレクターとして活躍するびーくんに話を聞きました!
彼の「太鼓の達人」や「DQライバルズ」での経験が今の仕事に活きているんだな、というのを話の色んな部分から感じたなぁ。ウェルプレイド・ライゼストの強みってこういう”プレイヤーに寄り添ったところ”にあるんだと思います。
ガチゲーマーからゆるゲーマー、色んな人がeスポーツで熱狂を生み出そうとしている弊社ですが、びーくんと同じように「ゲームを通して自分が得た経験を仕事につなげたい!」という熱い人が仕事に興味を持ってくれたらいいな…!

ウェル子

というわけで少しでも会社に興味を持ってくれたり、応援したいなぁと思ってもらえましたらリニューアルしたホームページもぜひご覧あれ。
今回のリニューアルで追加された社員インタビューがめちゃんこ良いよ!

そしてゲームやeスポーツに対する熱量ならどの会社にも負けないと思うので、質問のある方は気軽に人事・マッキーのTwitterまでDMください★

今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。こうやって色んな人が読んでくれると、ウェル子もまた次の記事を書く活力になります!

それではまた次の記事をお楽しみに!!!

ウェル子

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