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寄稿(Vol.9)「活動する人が変わるだけで、こんなに自分もかわるんだ」高校生ひなちゃんより🐤

こんにちは、行元です。「GLOCAL CENTERって何をしてるの?」とよく聞かれます。大切な関係者のみなさんから語られることばを通じて自分たちを見つめていきたいと思いスタートしたこの企画。第9弾は、もうすぐ高校を卒業するグローカルシフトプログラム1期生 青木陽菜さん(以下、ひなちゃん)です。インタビュー形式でお届けします🖋

📝Vol.8は村田和代先生

当初、参加するつもりはなかったのに・・・!

高校2年生、夏休みの前。学科を盛り上げる委員会に所属していて、夏休みの課題が「社会問題の解決」そんな時、たまたまグローカルのプログラムを教えてもらった。正直最初は参加する気はなくて、同じ1期生の後輩たちの付き添いで行って欲しいという先生の声と「ひとりだったら不安」という同期がいて乗っかってみたのがはじまり。気持ちとしては、同行者として参加した。

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後輩と同期の付き添いと思って参加したプログラム、最初は他人事だった。会場に行って、ちがう学校の友だちたちと、グローカルの行元さんの話をきいて自分がそこにいる実感が沸いた。楽しかった!1回目からもう、同行者じゃなかった。他人事ではなくもっと知りたいモードに!

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プログラムは、前半が講師8人からの熟議そして後半はチーム活動へ。熟議では、学校で話を聞く人とはちがう、社内で変化を起こしている人、女性起業家、地域に刺激をもたらす人、色んな人の色んな視点・視野に触れ「もっと知りたい」という気持ちが強くなった。

「物差しをふやしや。」学校の先生の言葉が、理解できる自分になった。

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熟議で特に印象に残っているのは、面白法人カヤック柴田さんからの、「学ぶ」とは世の中をみる「レンズ」の種類を増やすことというお話し。普段の生活でも、レンズを意識して物事の見え方を観察したり、自分と向き合う時間を過ごすようになった。あとから、このことは高校の先生にも言われていたことに気がづいた。「物差しをふやしや。」大切なことはたくさんの人に共通していて、みんなが言葉を変えていってくれている!
それを受け取れる自分に成長した。

気が付いたらスケッチブック、2冊目に。

熟議を終え、グループ活動に。ここのプログラムでは、自分の意志が強い人ばっかり。学校だと率先して前に出るタイプなのでGAPが大きかった。最初あまり話せなかった時、強い意志と意見を持っているみんなに圧倒されて心の中で「意思をもっとかなあかんのかなとか、ここに参加してよかったのかな。」と思うこともあった。なんとなく聞く側に回っていた。スケッチブックにたくさんメモをとっていた。なんとなくはじまったスケッチブックが2冊目にはいった。発信するのが苦手というのも気づいた、同時に聞くのも好きなのがわかった。活動する人が変わるだけで、こんなに自分もかわるんだな。このメンバーとの活動を通じて、人の話を聞くというところが1番成長して新しい自分の力にも気が付くことができた。

★②分析力、課題発見力01

「乗っかり力」がすごい個性あふれるメンバー!

当時は気が付かなかったけど、今思うと私のメンバーは乗っかり力がすごかった!4人のチームメンバーと取り組んでいたのは、健康福祉医療という大きなテーマ。グループの企画案。食に関する分野。みんな全然ちがうことを持ってた。関心ある分野より遠かったり、自分が考えていたことと別のテーマになっても、話の中で関心が変わり方向が決まると、それに向かってみんなで知識をつけようっていう乗っかり力がすごかった。
ほかにすごいなと思ったのは「自分の意見は賛同してくれるのは嬉しいけど、反対の意見も出してほしい。」というメンバーの声。私は賛同してもらうと安心するタイプなので、賛同が不安になる人もいるんだ。と驚いた。本当にみんな向上心がすごい。議論な振れ幅は広く「健康とは?」という原点にかえったり、忙しいチーム。ツールは、jambord使ってた。ぐっちゃぐちゃ!(笑)きのPさんから教わったブレストワークを活かして、5分内に1人〇枚付箋を貼ろう!というのも実践していた。

あと、メンバーに変化がみられたのは謝るのをやめた時。メンバーのひとりが「ごめんなさい」をよく言うことを受けて「ごめんなさいじゃないやーん!」とチームで話し合った。それを、ありがとう。に直してからは、もやっとする空気が少なくなった。「ごめんなさい」をやめたとき、チームが変わった。

②分析力、課題発見力02

・・・グローカルって?これからの新しい仲間へ

これから、グローカルに出会う高校生たちに絶対伝えようとおもってること。まず、「活動しやすい場所やで!」ということ。自分自身ものすごく居心地が良くて、知りたいと思ったことを人に話すと情報が入ってくる、学校とは全然違う。つぎに、「シフトプログラム」新しい自分を知ることができる場所!新しい自分の性格を知れた、グループ活動で感じた新たな分野への興味、ふとしたことで知識にどん欲になった。色んな意味で、新しい自分を見つけるための場所。

シフトプログラムの仲間に

 1番伝えたいのはありがとう!新しい自分をみつけられたのはみんながいたから。新しい知識をわけてくれたことに感謝している。ほかのチームの企画を聞いても学ぶことはたくさんある。みんなを尊敬しているところは、人に質問できるところ。そもそもどんなことしたらいいのか?こんなこときいていいんだ。学ばせてもらった。居心地のいい場所をつくってくれた。知識をあたえてくれた。ありがとうという気持ちでいっぱい。自分より年上の人、同年代、学年下の人達もいる中で。年上の人からきくのとはまたちがう。背中でみせてもらう。テレビとかで活躍してる高校生遠い世界の人たち実感がわかない身近ですごいと思える人がいるのは本当に恵まれている。
トニーにはたくさん話を聞いてもらって解決されたこともある。きのPさんも進行してくださって、話がききやすかった。こういう人の話し方をまねしたらいいんだな~と学ぶことが多かった。みなさんからちがうことを学んだ。

★③情報収集能力、情報編集能力

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編集後記)ゆきもとからひなちゃんに

ひなちゃんにとても感謝しています。♡スタッフのみなさんに、本当に助けられてるなと思っている。と話してくれたけれど、それ以上の気持ちです。ひなちゃんはじめ1期生メンバーとの出会いが、どれだけグローカルスタッフの原動力になっているか!2期生のプログラムにも足を運んで、実践者として具体的に各チームのサポートを自分でよく見て観察して動いてくれる様子にはいつも本当に助けられています。シフトプログラム2期生の最終報告会での開会挨拶も自分の言葉で堂々と語ってかっこいいな。すごいな~。と感じていたけれどこんな心境の変化があったとは!今回のインタビューを通じてひなちゃんの内面の変化やプロセスに出会えて嬉しかったです。

活動で、健康福祉医療にかかわってから、医療問題を気にするようになったと話してくれたのもすごく感動しました。話してくれた、2つ。

①都市部と山間地域の医療格差について聞きたい。
②車椅子の方は社会をどんな視点でみておられるのか、車いすに乗ってまちを眺めてみたい。

ということ。

そして、20才の自分に「やりたいことを全部できたかな?」と語り掛けてくれたひなちゃん。

「今の時点でも、大学生でやりたいことがたくさんあって、ぜんぶできるのかな?って思ってる。少しずつでもいいから全部のことをやってほしい。どれだけ忙しくても!!!」

ということで、これから、どれだけ忙しくなってもひなちゃんがやりたいことをグローカルで一緒にやっていこう。ひなちゃんプログラムにゆきもと乗っかります✨

いつもありがとう♡

最終成果報告会 (1)




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