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【GLOBIS学び放題アンバサダー共同企画】MeetUpイベントレポート 〜ファシリテーション×ポジティブ心理学〜




MeetUpイベントとは?

GLOBIS学び放題ユーザーのためのMeetUpイベントは、GLOBIS学び放題ユーザーであればどなたでも無料で参加できるオンラインイベントです。

毎回、異なるテーマ(クリティカル・シンキングやプレゼンテーション、経営戦略など)でユーザー同士交流しながら学びを広げ、深めることができます。

当日はチャットやグループワークも行うので、ユーザー同士の交流も自然に生まれます。

今回はGLOBIS学び放題公式アンバサダーの伊藤さん、横田さん、小西さんの企画で「みんなで考える!意見を引き出すファシリテーションとは?」です。

▼参考になるGLOBIS学び放題の動画


この記事でわかる4つのポイントは?

4つのポイント


大事なこと事前準備!出発点と到達点をどこに設定するか?

横田:「ファシリテーション」とはどういうものでしょうか?


最初にアンバサダー横田さんから問いが投げかけられました。
普段何気なく実施しているファシリテーションも改めて聞かれるとパッと答えられないと感じましす。


横田:ファシリテーションとは、「会議やミーティングを円滑に進める技法」です。つまりは参加者が“共通の目的“に向かって “自発的”に意見を言える環境をつくることです。


会議は一人で行うものでもないので、複数の参加者の意見を引き出しながら目的に向かって進めていくと聞いてなるほどと思いました。
ポイントはいくつもあるかとは思いますが、今回はその中でも「出発点と到達点を明確にする」ことにフォーカスをして進めていくことになりました。


アンバサダー横田さん
  • 出発点は今回の議論をどこから始めるべきか?

  • 到達点は今回どこまで結論を出すことを目指すか?

当たり前のようですが、実務に紐づけていると何となく会議に出席して、前提が異なるメンバーの中で議論をしてよくわからない時間になってしまうことも少なくありません。

ワーク1のお題

今回のワークは、大手テーマパーク会社勤務の企画部門長として、新アトラクション建設プロジェクトの初回ミーティングで何を話すべきか?また出発点と到達点を検討するというお題でした。

個人でワークすること10分間、その後チャットで参加者の考え方が共有されていきました。

ここでアンバサダー横田さん解答例が入りました。

横田さんの解答例

ファシリテーションにもポジティブ心理学の考え方が有効

今回のイベントでユニークだった内容のひとつに「ポジティブ心理学」のエッセンスが入っていることでした。

ファシリテーションは事前の準備が重要なことは先述したとおりですが、それでも不安な気持ちがある方も多いかと思います。

そこでポジティブ心理学の幸せの4つ因子やABC理論から「マインド」「ワード」「振る舞い」に関して話がありました。

幸せの4つの因子とは・・・
幸せに影響する要素はの中でも重要だと考えられている因子のこと。

  1. 「やってみよう」

  2. 「ありがとう」

  3. 「なんとかなる」

  4. 「ありのままに」

ABC理論とは?・・・
出来事(Activating Event)が感情や行動(Consequences)に影響を与える過程を、信念(Beliefs)によって変わります。つまり、信念(Beliefs)を見直すことで感情や行動を変えることが可能だという理論。

このことを意識するだけでも挑戦してみようという気持ちが湧き上がり、参加している方々へのワードや振る舞いも変わってくると感じました。

ファシリテーション×ポジティブ心理学のエッセンス

百戦錬磨の伊藤さんが使う2つの質問

営業やコンサルタントとして日頃活躍し、グロービス経営大学院も修了しているアンバサダーの伊藤さんからは「2つの質問」のお話しがありました。
人間には顕在意識と潜在意識があるが、潜在意識を引っ張り出して言語化していくことが上手なファシリテーションだということです。

これには納得です!でも潜在意識を簡単に引き出すことができないから難しいとも言えます。
そこで伊藤さんは2つの質問を使い分けることを提案してくれました。

アンバサダー伊藤さん

会議の場では何でも話しやすい状況を作ろうとして、オープンクエスチョンになってしまったり。

またはファシリテーターが進行しやすいようにクローズドクエスチョンが多くなってしまい、何も意見が引き出せないということもあるかもしれません。

どんなことを聞きたくて、質問をするのか?

これを意識して2つのクエスチョンを使い分けると良いかもしれません!
その後はグループごとに分かれて、代表の方を決めて実際にファシリテーションをしました。

ファシリテーターもメンバーもお題の状況になりきって擬似体験をすることができました。ファシリテーション実施後は参加者から、意見が出しやすかったか?ちゃんと聞いてくれていたか?などの観点からフィードバックの時間がありました。緊張しながらもチャレンジをされた参加者は清々しい表情を浮かべていたのが印象的です!


ファシリテーションはコミュニケーション力だけではなく「〇〇」である

最後にアンバサダーの横田さんが、今回のイベントのまとめを発表されました。

締めの言葉は

今回も名言が飛び出しました・・・!

つい、ファシリテーションはその場で頭の機転を効かせることを意識してしまいますが、重要なことは「事前の準備」に加えて「思考力+思いやり」だということがわかりました!


参加したアンバサダーの感想

当日のMeetUpに参加者として参加をしたアンバサダーに、①参加した理由、②印象に残ったポイント、③実務にどのように活かすのかを聞いてみました。

ファシリテーションは「傾聴力」

  1. マネジメント業務を今年からすることになり、ファシリテーションをする機会が増えました。元々ファシリテーションは苦手意識が強かったので学びたいと思いました。

  2. 参加された方との対話やチャットから、みんな悩みながらファシリテーションしていると知ることができました。その中でも慣れている方は傾聴力が高いと感じました。

  3. 改めてGLOBIS学び放題でファシリテーションの動画をみて、学びなおしたいと思いました。苦手なポイントは「傾聴すること」だと認識したので、その点を日々活かしたいです。グループワークでご一緒した方々が話していたことも参考にしていきたいです。

アンバサダー本永さん

参加者が話しやすい状況を準備する

  1. 社内の会議では、どうしても職位などが邪魔をして自由闊達に話をすることは難しい。初対面の相手も、ある意味同様かもしれませんが、「話をしたい、ファシリテーションをしたい」という人同士(同志)ならば面白いプロセスを楽しむことができるかもしれない、と思い参加しました。

  2. まず、司会進行の話し方(テンポ、リズム、内容の容易さ)がとても良かったですね。限られた時間で何を伝えなければならないのか、よく吟味されて、スムーズな運びでした。ロールプレイは、グループの皆さんが真剣に取り組んでいてとても刺激になりました。

  3. 漠然とした問いかけは、参加者が回答がしにくいので、話をしやすい状況を準備しようと思います。さらに回答に応じた対応も事前にシミュレーションしたうえで、実際の会話ではすべてニュートラルな状態で開始するようにより心掛けます。また話し手の意図が聞き手に伝わっていることを確認しながら進めることにします。

アンバサダー武藤さん


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本イベントはGLOBIS学び放題の有料会員であればどなたでも参加することができます。
今回テーマである「ファシリテーション」や「ポジティブ心理学」の他にも様々なビジネススキルを動画で学ぶことができます。
GLOBIS学び放題では7日間の無料トライアル期間をご用意しております。
記事を読んでみて、GLOBIS学び放題で学びたいと思われた方は、この機会にご利用ください。
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