【本】これからの価値創造は、立脚点のふらふらした個人から。『未来の稼ぎ方〜ビジネス年表2019-2038』
いよいよ本日、育休より復職。夫が泊まり出張にて不在だったので、子ども達を5時45分に起こしてからの準備。なんとか9時前にオフィスに飛び込めそうで、よかった、、、(ホッ)
さて、復職してよいのは、自分の時間を確保しやすくなること。通勤電車でどんどん本読むぞー!と思っております!
で、本日の一冊はこちら。さっそく読みましたので残しておきます。
コンサルタント、講演家の坂口さんのご本。この本はイケハヤさんが勧めていて出合いました。
ここから20年の世界の変化見通しとそれを対する稼ぎ方案が記された未来予測本で、ざーっとさまざまな事象について書かれています。全部読むも良し、気になるところだけチェックするも良し、な本。
私が1番面白かったのは、各事象についてどう、というよりも、実は「前書き」!
「これからは自分が属していない分野の知見も必要になる。それはなぜかというと、、、」という部分。
1つは、「人生100年、会社10年」だから、と。100歳まで生きるけど、会社の寿命は10年と短命化している。だから、複数、異分野の知見を持つことが大事、と。
で、もう1つは「目指すは何屋さんかわからない仕事」と。こちらが特に面白いかったのですが、「これからの価値創造は、立脚点のふらふらした個人から生じる」と。
これってほんとにそうですよね。いま活躍している人は、何屋さんかわからない人ばかり。「テクノロジーを感情で語ったり、世界のリアルな経済状況を旅しながら語ったりする、そんなハイブリッドな知が求められている」と。
著書も書いているように、「単に好奇心を満たすのではなく、読者が変わりゆく世界に身を投じ、批判的な思考を通じて、これからの稼ぎ方、これからの闘争を遂行する起点になれば嬉しい」と。
私自身はまだインプットばかりで批判する思考と言う所まで至らないのが実情ですが、昨日読んだことを頭に入れながら世の中を見ていきます!