いつもと違う場所、いつもと違う自分
平日に2日間有休をいただいた今週(ありがとうございます!)。先日noteに書いたように、1日目は美術館と映画館に行くインドアなプランだったので、2日目は外に出かけることに。いつもと違う場所に行くことで、日常的な思考をも手放したいなと思い。
どこに出かけようかと考えた時「田舎っぽい、のどかな景色が見たいな、、、」と思い、以前書いた「夏旅」特集で見かけた「銚子電鉄」をふと思い出しました。
私は千葉県民なのですが、同じ千葉とはいっても銚子には行ったことがありません。というのも、遠いから。調べてみると、本当に乗り換えも多く、遠い〜〜 w
どうするか迷ったけれど、銚子電鉄は「存続のために、社長を筆頭に、あの手この手の企画を立てまくっている」「エンターテイメントをテーマにしている」という記事が気になっていたので、行ってみるか!と決めました ^^
乗り換えて、乗り継いで、やってきました、銚子!そしてここからがようやく銚子電鉄のスタートです。私が望んだ、ローカルな景色の始まり始まり〜
SuicaやPASMOも使えず、いまだに切符なのも逆に新鮮です。
しかし、乗ってビックリ。2両編成なのですが、ん?向こうの車両、デコレーションされている?
このキャラクター、チーバくんという千葉県のキャラクターなのですが、たくさんのチーバくんでデコレーションされていました。上のようなドデカい子だけではなく、手すりのところには吊るされたチーバくん。
天井にもまるでビーズ細工のような子が。
チーバくんトレインはいまの季節限定のようなのですが、全力でおもてなしするという姿勢はよく伝わってきました ^^
銚子電鉄は、たった6.4キロ、全10駅で、終点まで乗っても20分ほどしかない電車。ですが、全部の駅に愛称をつけたり(ネーミングライツ→こちらの記事など参照)、手書きの駅紹介(下の写真)を車内ドア上部に飾ったり。
車内放送はユーモラスでしかもご丁寧に見どころを案内してくれるし、ほかにもオリジナル弁当を作って売ったり、駅の売店でお煎餅焼いたり、鯛焼き焼いたり。今はPRのための映画も撮ってるそうですよ!もうそれはそれはいろんな工夫があちこちに!
たしかに乗客は私のような観光客もチラホラいますが、基本は地元の人々。制服姿の高校生なども多かったので「地域の足として存続しなければいけない」という事情はイメージがつきました。
で、乗って行って辿りついたのは、海!です。千葉県の1番端っこ、犬吠埼まで行ってきましたよ。うっかり灯台の写真は撮り忘れましたが、海の写真は撮りました。 天気がイマイチだったのは残念ですが、潮の香りはたしかに嗅ぎました〜!
ということで、ローカル線の経営にかける本気を垣間見た1日でした。私はテツオでもテツコでもないのですが、たまにこうやって非日常的な場所に行くのは楽しいし、視野が広がるなぁと思います。
いつもと違う場所に行くと、いつもと違う自分に出会える。移動距離が人生を決めるとも言いますし(→こちらのnote)、積極的にあちこち出かけていくことで、人生がさらに拓けていく気がします。
有休1日で十分楽しめる日帰り旅。おススメです。皆さんもぜひ ^^
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