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国際協力とプライベート・家族の話

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国際協力とプライベートや家族の両立についての苦労話など
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生存者バイアスに基づく、国際機関職員の家族のあり様

以前、国際機関職員の配偶者にまつわる問題について記事を書いたのだが、長く読まれているようだ。私だけでなく皆が悩むトピックなのだろう。 ↑では、各パターン毎にこのような場合があるよねという体で執筆したが、国際機関で長く働いている職員と話をしていると、家族のあり様に一定の傾向がありそうだと分かってくる。そこで本稿では、その国際機関で「生き残っている」職員の家族形態の中で、比較的多いパターンをいくつか列挙し説明したい。 仕事一本で独身を貫く国際機関のDレベルの職員で独身を貫いて

国際機関職員の配偶者の仕事と帯同に関する深い悩み

過去の記事でも言及したが、多くの国際協力従事者にとって、配偶者の仕事をどうするか、それに伴い配偶者が帯同&同居するか否かは悩ましい問題である。特に国際機関職員は海外赴任が長期化する可能性があり、しかも赴任先は不便な途上国であることが多い。長くても数年間で日本に帰国&復職できる、JTC駐在員の妻/夫とは状況がだいぶ異なる。 どんな家族の形が正解なのかは人によりけりで単一な正解がないが、どのような選択肢があるのか、まず理解した方が良いだろう。本稿では、以下の以下のような四分表に

途上国でも日本のような暮らしがしたい場合にかかる出費

結婚すると、独身時代には考えもしなかった出費に直面する。筆者は海外で単身だったので、かなりミニマルな生活をしていた。国際協力関係者は途上国の物がない生活にも慣れているものである。 しかし配偶者ができたとなると、そう簡単に話は終わらない。こうした国際機関職員の配偶者(いわゆる駐妻/夫)の中には、途上国であっても日本でできたような暮らしをなるべく諦めたくない!と考える人がいる。まぁ人による部分が大きいとは思うが…。しかし途上国の環境に適応しろ!と一蹴する訳にはいかない。駐妻/夫

国際協力従事者の婚活について考察する

私事で恐縮だが、最近入籍した。MPH留学から帰国した32歳の時に本格的に婚活を始めたので、結婚するまで丸5年かかったことになる(注1)。もはや正確な数字は数えてないのだが、50人以上の女性とデートして、合計300万円以上の金を費やした気がする。正直、大抵の人より婚活で苦労した自信がある。実際問題、私より後に婚活を初めて、私より先に結婚した友人・知人は数多くいた。 まぁでも、そんな私だからこそ、国際協力従事者の婚活について色々なインサイトを提供できるんじゃないだろうか?と思っ