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【健康豆知識】色と健康
補色はどうして補色と呼ばれるのかご存知ですか?色彩学ではイッテンなどのColor Wheelがよく使われますが、補色とはその円上の正反対の2つの色同士をさします。一つの原色をしばらく見ていると人間の脳は必ず円上の正反対の色をまぶたの中に映し出そうとします。見ていた原色から目をずらすと、まったく違う色の残像が浮かびあがるのはそのせいです。補う色、この2色は混ぜると目に優しい中間色になります。目を通して入ってくる色の刺激を脳が自動的に思い描く補色で中和し、バランスをとってくれているのです。これもまた私たちの身体が優れた治癒能力を持つということを示しています。
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居住空間の中で補色をうまく取り入れると、精神的な安定を得られるといわれる理由はここにあります。現代の世の中ではオフィスに昼寝室を設けたり、暮らしの中でのメディテーションを推奨することが多くなり、精神的な安定を得ることのメリットを活用するようになりました。
精神的な不安定がもたらす身体へのリスクは非常に大きいことも知られています。不安感が緊張状態を招き、交感神経優勢が警鐘をならし身体機能が「闘争」あるいは「逃走」モードに突入します。
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副交感神経優勢の場合リラックスした状態に
交感神経優勢にももちろんメリットがあります。交感神経優勢となることで私たちは危機を逃れたり、瞬時に危機に対応する行動をとることができます。時には火事場の馬鹿力で難を逃れるための力が湧いてきます。交感神経はそのような時に優勢となり私たちを守ってくれます。
ところが現代のように多忙で次から次へと段取りが必要な競争激しい社会では交感神経優勢状態が長時間継続することになり、その結果体内のバランスが取りにくくなり自律神経失調症の症状にもつながります。自律神経失調症は私も20代で経験し、日本脱出でを引き起こす原因ともなりますので心身ともにリラクゼーションに努め副交感神経を呼び起こすことが健康的な暮らしに必須です。
そこにいるだけで知らないうちに心身ともにリラクゼーションでき、健康効果が得られるのだとしたら、毎日の生活空間に積極的に補色の原理を取り入れたいものですね。
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