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高度外国人財(globalforce)だけじゃない、多言語だらけだった日本
以前、私の先輩が、ご自身の結婚式の話しをしてくれたときに、大笑いしたことがあります。
その先輩は鹿児島かどこか九州の出身、奥様のご実家はたしか青森だったと思います。それぞれのご両親が初めて顔を合わせたのが結婚式の当日。にこやかに会話を始めたのですが、、両家とも訛りがかなり強く、な、なんと言葉が通じなかったのです!!
そのため、結婚式の当日の忙しい最中、先輩と奥さんが『通訳』をしたと笑っておりました。(f^^;)
日本人は、昔から全員が日本語を話していると思っていますが、実はそんなことはないわけです。今ではテレビがあるため、東京弁が共通語としての「日本語」として浸透していますが、それ以前は、地域地域で、方言という「言語」を話していたのでしょう。
ある意味「多言語」だったとも言えます。そのため大昔、日本中を旅をしていた行商人は、地域、地域の言葉を話せたのだと思います。そうしないと、商売は成り立たないのですから。(^^)
どうも現代の日本人は、外国=別の言葉(英語)=苦手と思っていますが、共通語なんてないと考えれば他の言葉を話すことは生きていくために必要な訳ですから、普通に相手の言葉を話す能力が私たちには備わっているはずなのです。
「日本人は外国語が苦手!」なんて、自分でレッテルを貼るのは止めましょう。
日本企業が globalforce(高度外国人財) を活用する際に一番のネックは、会社の中で英語が使える人がいないということらしいのですが、彼らに日本語を強要しているのに、私たちが相手の言葉(英語)を拒否していたら、うまくいくものもいきません。
気負けしないことです。
異文化コミュニケーション研究所(R)
https://www.globalforce.link/
日本企業のダイバーシティ教育、高度外国人財の採用・活用