【解説と設問を発表】岐路に立つサステイナビリティ-The SDGs Report 2022(1)【英語で学ぶ大人の社会科】第45回 10/30(日)20時@オンライン
2021年のSDGsの進捗状況を振り返る
2022年10月の「英語で学ぶ大人の社会科:世界の知性が語る現代社会」のワークショップのお知らせです。このワークショップの解説と設問を発表します。
2022年10月30日(日)夜20時@オンラインで開催するワークショップは英国の高名な学術誌である「Nature」に掲載されたeditorial(社説)、「Sustainability at the crossroads(岐路に立つサステイナビリティ)」を利用します。今年7月に国連は「The SDGs Report 2022」を発表しました。パンデミックを振り返った概説が報告書の最初にありますが、長めの記事なので、代わりに同じテーマについて論じてあるNatureの記事を利用します。
今回のワークショップでは、パンデミック禍の中のSDGsというテーマについて、議論を深めたいと思います。チケットの申し込みは以下のYahooチケットサイトから,、または銀行振り込みでお願いします。
【チケット】
岐路に立つサステイナビリティ【英語で学ぶ大人の社会科】第45回 10/30(日)20時@オンライン
【銀行振込での申し込み】
振込用紙は以下のサイトからダウンロードお願いいたします。
【ワークショップ】
2022年7月7日にSDGsの最新版の年次報告書「The Sustainable Development Goals Report 2022」が発表されました。最新のデータを利用して2030年のゴールに向けた前年度のSDGsの進捗状況を確認するための報告書です。
The Sustainable Development Goals Report 2022
2021年は2年目を迎えたパンデミックと気候変動の激化により、SDGsの目標に向けたプロジェクトを見直す必要に迫られた1年でした。この数年、研究者たちからSDGsに対する厳しい提言が相次ぎ、国連の報告書もそれを反映した概説から始まっています。
Thinking beyond crisis: using the pandemic to advance high-quality, timely and inclusive data — SDG Indicators:
ただ、この報告書の概説がワークショップで利用するには長すぎるので、今回の「英語で学ぶ大人の社会科」はこのテーマについて、以下のNatureの記事を使い、英語で議論します。
Sustainability at the crossroads : A look back at 2021 through the Sustainable Development Goals.
このワークショップの詳細は以下の通りです。
日時: 2022年10月30日(日)20時~21時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 初回または見学のみ: 800円~
今後は、月1-2回、このシリーズの枠内でSDGsの17の目標について2022年時点で「2030アジェンダ」に向けての進捗状況を検証します。
このワークショップの設問は参加申し込み者、サロン会員、有料ニュースレター購読者及び後日発表するnote記事購入者にのみ送付します。過去のワークショップと同様の設問を設定しますので、以下のマガジンの2020年4&5月の記事(設問を公開しています)を参考にしてください。
【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会
解説
パンデミックによりプロジェクトは遅れているものの、グリーン・リカバリー(緑の回復)という野心的なスローガンのもと、人々は2021年のSDGsの進展に大きな期待を寄せていました。Natureの記事が執筆されたのは2021年末なので、ロシア・ウクライナ紛争の影響は考慮されていませんが、2021年秋に英国で開催されたCOP26(パリ協定以来の大規模な気候変動会議)が、石炭火力の段階的廃止を決めるなど、一定の成果はあったようです。
また、気候変動対策には消極的だった米国で、2022年にはグリーン経済に向けた新しい法案が通過するなど、新たな危機に対応した動きも見られます。
President Biden’s Bipartisan Infrastructure Law
ここから先は、ワークショップの参加者とオンライン・サロン会員、記事購入者に送付します。
サポートして頂いた資金は、ワークショップやブログ記事の準備費用に充てたいと思います。今後もグローバル・イッシューに関するトレンドを逐次紹介していきます。