転職と転職活動は違う!転職活動はみんなにおすすめしたい理由
はじめまして
株式会社グローバル・プランニング 広報担当です。
みなさんは「転職活動」という言葉を聞いてどんなイメージを持ちますか?多くの人は、「転職活動=転職すること」と思っているかもしれません。
でも実は、この2つは全く違います。
転職は「新しい会社に移ること」で、転職活動は「今のキャリアを見直し、次のステップを考えること」です。
今回は、「転職は必ずしも必要ではないけど、転職活動は誰でもやったほうが良い理由」について、私の実体験を交えながらお話しします。
転職活動はスキルの棚卸しになる
私が初めて転職活動をしたのは、まだ前職に不満があったわけでもなく、転職を本気で考えていたわけでもありませんでした。
ただ、「自分のスキルは本当に市場で通用するのか?」という疑問があり、軽い気持ちで始めてみたのです。
まず、転職活動を始めるときに必ずやることが「履歴書」と「職務経歴書」の作成です。
この作業は、自分のスキルや経験を振り返り、どんな成果を上げてきたのか整理する良い機会になります。
私も最初は面倒だと思いましたが、いざまとめてみると、「こんなに色々やってきたんだ」と自分自身で驚くこともありました。
意外と普段の業務の中で、成果を振り返る機会は少ないものです。
また、職務経歴書をまとめる中で、自分の得意分野や今後伸ばしていきたいスキルが明確になり、それをもとにスキルの棚卸しができました。
たとえば、私はプロジェクト管理のスキルが強みだと思っていましたが、実際にはデータ分析やコミュニケーション能力も高く評価されていることに気づきました。
これにより、自分のキャリアの方向性が少し変わるきっかけにもなりました。
市場価値を知るチャンス
転職活動を通じて一番の収穫は、自分の「市場価値」を客観的に知ることができたことです。
求人情報を見たり、実際に面接を受けたりすることで、企業が求めるスキルセットやポジションに対する自分の価値が分かります。
例えば、私が応募したいくつかの企業で、思ったよりも高い年収オファーをいただけたことがありました。
このとき、自分の経験が市場で評価されていることを実感でき、自信にもつながりました。
反対に、あるポジションで面接官から「この分野のスキルがもう少しあると良いですね」とフィードバックを受けたこともありました。
これは、自分では気づかなかった弱点を教えてもらえた貴重な経験でした。
その後、足りない部分を補うためのスキルアップに取り組むことで、次のチャンスに備えることができました。
転職しなくても転職活動は有意義
結局、私はそのとき転職をしませんでしたが、転職活動をして得たものはたくさんありました。
まず、自分のキャリアやスキルを整理することで、今後の目標がより明確になりました。
また、転職活動を通じて新しい人脈ができたり、市場の動向を知ることができたのも大きな収穫です。
さらに、今の会社に戻ってからも、面接で聞かれた質問や他社の評価をもとに、自分の業務に改善を加えることができました。
社内での評価も上がり、昇進の機会も得ることができました。
転職活動をすること自体が、現在の仕事をより良くするための成長機会になったのです。
まとめ
「転職活動」は、必ずしも転職することを目的にする必要はありません。
むしろ、自分のキャリアを客観的に振り返り、スキルの棚卸しをするための貴重な機会です。
私のように、転職をしなくても得られるものは多く、今後のキャリアを考える上で大きなプラスになります。
転職を考えていない人でも、3年に1回くらいは転職活動をしてみることをおすすめします。
市場価値を知ることで自信がつき、今の仕事にも良い影響があるはずです。
「転職するかしないか」は結果論ですが、「転職活動をするかしないか」はあなた自身の成長に直結します。
ぜひ一度、気軽な気持ちで始めてみてください。
弊社では、転職活動のためのキャリア相談に乗っています。
相談の結果、現職に残る選択をされる方もおりますので、ぜひ、お気軽に一度、ご相談ください。
株式会社グローバル・プランニング
代表取締役 金賢守(キムヒョンス)
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