人間の考え方と特徴
そもそも人間はどのような特徴を持っている存在であろう。
「直立する存在である。」というのは有名な話であろう。
私たちは人間の考え方に重きを置いて話していきたい。
人間は物事をとらえるときに
「なぜ」と「どのようにして」という二つの視点から見る。
「なぜ」は動機や目的を追求するものであり
「どのようにして」は方法手段を追求するものである。
「なぜ」というものは人間の心の動きを追求するものである。
突き詰めて、突き詰めていくと
なぜ人間は存在するようになったのか。
なぜ宇宙は存在するようになったのか。という疑問につながってくる。
これは哲学であるといえる。英語でWHYと表現することができる。
「どのようにして」は科学の発展によって支えられてきた。
20年前にはわからなかった事件も科学の発展で見事に事件を解決した。ということはたくさんある。
英語でHOWと表現することができる。
人間はこの哲学的考えと科学的考えの二つの視点から物事を解決しようとすることがわかる。
WHYとHOWの二つの視点を持っている存在であるといえる。
しかし人間はどちらか片方に偏って考えてしまう。
例えば哲学で人間世界をとらえようとする。
そうすると宗教が現れ、宗教が暴走すると恐ろしいものになるのは
今までの歴史を見てみれば大いにわかることである。
では科学だけで人間世界をとらえようとすると
科学技術だけはどんどん発展していくのに
それをコントロールする人間が伴った判断をすることができず、
今では戦争で当たり前に人を殺し、ひいては核戦争などと恐ろしい時代に入っている。
この哲学と科学は相いれない存在だと闘争関係に陥ってしまっている。
しかしそれではこの人間世界を見ることができないと事実が物語っている。
だからこそ我々はこの二つの視点を一つの存在である人間が持っているからこそ
二つをばらばらにするのではく一つにまとめなければいけないと考える。
それはまた細かくは別の記事にしていきたいと思う。
話が脱線してしまったが要は人間はこの二つの視点を持っている。
これが人間の特徴であるといえる。
自分の存在意義を考える存在は人間しかいないのである。
自らの考えで想像し創造しているのは人間しかいないのである。
人間以外にこの哲学、科学の視点を持っている存在はいないのである。
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