【追記アリ】 「「ピンクリボン月間③:「一生女性をやっていく」女性の心と体について考えてみる」 : 『日経xwoman Terrace』寄稿
まえがき
先月10月はピンクリボン月間、筆者がアンバサダーを務めている日経xwomanのアンバサダーブログでは、それにフォーカスして全3回投稿。その3回目はまとめとして「一生女性をやっていく」女性の心と体について考えてみる というタイトルで、考えたことを総括してみた。
女性という体を持って生まれ、これからもそれと共に生きていく。世界のどこで生きるにあたっても。そのことを例年よりも深く、社会における事柄として、自分なりにかなり考えることのできた10月だった。
また、ピンクという色が人の体やメンタルに与える良い影響についても、専門の一部でありながら、結構蔑ろにしてきたなぁと反省するとともに、10月が終わっても意識しながら取り入れ、お付き合いしていきたいと思ってた次第です。
原文リンク
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「「ピンクリボン月間③:「一生女性をやっていく」女性の心と体について考えてみる」
10月31日、今月の最終日。
アメリカでは Halloweenで、オレンジと黒と紫、カボチャと骸骨、コウモリと黒猫という感じの日ですが、ピンクリボン月間最終日でもあります。
今月は日経クロスウーマンブログの投稿を、それに因んだテーマと自分の中で決めながら、自らの女性としての体、特徴的な部分の一つである胸、ピンク色など、思いつくままに書いてみました。
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で、何が言いたいかというと、改めてそれについて意識を向けることが、何より大事だったと改めて思えたということ。
ちょっと意識をしたことで、今までは素通りしていたかもしれない事柄や情報に気づけたり、それによって思いついたアイディアもある。自分の体を考えることで、他者の体への理解にも努めたいと思えるようにもなるわけです。
基本的に、他者のことはその人じゃないとわからない。私はそう思っています。だって、自分のことでさえ本当に分かっているかどうか?そんな自分が他者のことを、そんなに分かるはずないじゃないですか。
それでも、いや、だからこそ、どんなに本当のことは分からなくても、理解できないとしても、理解しよう・理解したいと思うことで、人の関係は変わるし、それこそがコミュニケーションにおける最も重要な姿勢だと信じています。
ピンクリボン月間、Breast Cancer Awareness月間の今月の締めくくりに思うのは、乳がんという病気で大事な部分や大事なことを失った人の気持ちを据えて理解することは、それを経験したことのない私には不可能だろうということ。「理解できる」という方が、誠実じゃないとさえ思っています。
だけど、生物学上「女性」という体を持って生まれた者として、そして私にも可能性のある事柄であるという考えのもと、リンクの記事にあるようなフェムテック関連の商品や乳がん検診、生理のアプリや貼れる乳房のことを、冷静な視点を持ちつつ真正面から見て分析することのできた1ヶ月でした。
ピンクリボン月間は終わっても、女性の体に終わりはありません。
「一生女性をやっていく」
だからこそ、心にピンク色を持ちつつ、自分の体と上手く付き合いマネジメントしていこう。
そんなことを思った10月の最終日。