【ブランディング】 『日本は広告にお金を遣わなさすぎる』
2011. 07. 16記事
『日本は広告にお金を遣わなさすぎる』
これは、先日出席した、ビジネス系勉強会で、某コンピューター系の会社の社長を歴任された方がおっしゃっていた言葉。
まさにその通りだと思います。
商品やサービスの広告もそうですが、社長をはじめ経営陣のメディア対応、パブリックアピアリングの際、様子を見ていれば会社が彼らの在り方が如何に経営に大きな影響を及ぼすのかを理解していないことが明白。
新社長就任後、イメージコンサルティングやメディアトレーニングを行う企業は勿論ありますが、それもとりあえず最初にやっておくだけ。継続的に行っている会社は、あったとしても非常に少ないでしょう。
「何かあったらその時に」
でも、その「何か」は突然やってくるんです。
会社を上げたポジティブな件は、計画が立てられ、準備する時間もある。しかし、チャンスとクライシスは、ある日突然やってくる。だから、個々がしっかりとし目的意識を持ち、必要にあるであろう可能性のあることへの状況対応力を身に付け、そこに居るだけで存在が信頼と説得力に値する様になる為には、今目の前に形として現れなくても、企業広告・商品の広告と同時に自分を商品とみなした際の広告費である、自分の印象をブランディングし高める為に投資すべしと改めて言いたい。
簡単に言ってしまえば、同じ内容の二つの商品なら、見た目が良い(適切な)方が売れるに決まっているし、能力が同じ二人の人なら、見た目の良い(ふさわしい)、センスの良い方が選ばれるのが世の常なのですから。
そしてそれが選択される時間は一瞬。理屈抜きです。
人間なんてそんなもの。非常にシンプル。
そして、見た目が良ければ自信も持てて、仕事の成果も上がり当然ながら収益だって上がる。
一挙両得。
やはり、「自分のイメージをブランディングする=自分のアピアランス(存在)に広告費としてのお金を投資している」か否かが大きな差をつけるということ。
見た目にはその人の能力と価値観センスが現れる。最も判断しやすい、ウソの無い材料。だからこそ、自分の表現を知らないだけに損をしている人は沢山いるとも言えるわけです。
お金のかかったモノを身につければいいのか?
それとも違うということは、ここで言わずとも賢い方々はよくおわかりでしょう。
相応しい見た目・外見は、その人のパッケージであり広告。
無言で語ってくれるのですから、投資しがいがあるというもの。
日本人は無形のものにお金をかけるるのを得意としませんがそんなこと言っている時代ではありません。(もう、何年も言い続けてきて、いい加減アキタ・苦笑)
企業に所属していようと、自分が経営者であろうと、自分ブランドを確立し、マネジメントすることが、いかに自分のビジネスそしてプライベートライフを有益にそして充実したものにさせるか是非とも考えていただきたいなーと思うのでした。