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『人望』がある人の心理技術とコミュニケーションスキル

◆あなたは、人にどんな「印象」を与えていますか?

「印象力」という言葉をご存知でしょうか。

「人間は視覚/聴覚情報から受ける影響が90%以上」とも言われます。
人は相手の印象には非常に敏感です。
一方で「自分が相手に与える印象」には、想像以上に鈍感です。
いざ自分が相手に何かを伝える時は、伝える内容ばかりに意識が向いてしまい、自分が他人に与える印象には無頓着になりがちではないでしょうか。

2020年9月9日(水)、第240回のグローバル人材育成研究会は、
『人望』がある人の心理技術とコミュニケーションスキル」をテーマに、

自分が相手に与える「印象」を磨き、
・ 相手に対していい印象を与え、協力的な関係を築く
 ・部下と良好なコミュニケーションを取り、チームとして成長する

その秘訣を、当社パートナー講師の伊東 明氏をお招きし、お話しいただきました。

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◆開催にあたってのご挨拶

今回は当社代表取締役が交代して、初めてのグローバル人材育成研究会でした。そのため、開催にあたり当社新代表の福田聡子より、ご挨拶、ならびに最新の人材育成トレンド「未来思考」についてご紹介いたしました。

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また、当社創業者であり、当社ホールディングスカンパニーのThinkG株式会社&GetBackerS代表取締役となった布留川からも、今後の事業展開についてお話をさせていただきました。布留川が新たに取り組んでいる「創造的でサステイナブルな人生を送るためのgALf」についてご紹介をいたしました。

「gALf(ガルフ)」とは、これまでの布留川の人材育成業界での経験から、成功する人、幸せに人生を生きる人の思考・行動特性を分析し、コンセプト化したものです。
コアとなるのが、Able(才能)とLike(情熱)という2つの要素です。
好きなことに情熱を注いで取り組む、あるいは、最初は好きとは限らなくても熱心に取り組むことで才能となる、など、Able(才能)とLike(情熱)が相互に影響しあい、コアを強くしていきます。そして、困難が起きてもgrit(やり抜く力)先を見据えていくforesight(先見性)が、コアを揺るぎないものとするために柱となる2つのサポート要素と言えます。
今後もgALfに関する更なる知見を深め、皆様にご紹介してまいります。

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◆「インプレッション・マネジメント」とは

「人は驚くほど、自分のコミュニケーションのクセ、強み、弱み(改善点)に気づいていない。非言語的なもの・言語的なもの・内面から生じているものなど、本当に人それぞれ。自分の特徴に気づき、意識化することで驚くほど変わることができる。」

ビジネス心理学をご専門とされ、各業界のセミナーや経営トップ層のメディアトレーニングでもご活躍、多数の著書も執筆される伊東講師。
本日のセミナーでは上記のようにおっしゃっていました。

そして実際に、コミュニケーションのクセが人にもたらす印象の具体例を
・著名人のスピーチ動画
・ご希望のご参加者の方との会話

を使って、ご指摘いただきました。

たった一言、たったの数秒の会話。その中で、的確に個人のクセを見分け、フィードバックをされる伊東講師。その様子に驚かれた方も多数いらっしゃったようです。そして、それほどの短時間で、人は相手の「印象」を判断している、ということも事実。常に意識を持つことが、重要なのです。

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◆オンライン環境での「印象力」をどう高めるか

・オンラインだと、アイコンタクトで困ることがあります。どのように工夫されてますか?
・オンラインとリアルでの「声」の使い分けの方法は?

セッション中には、特に「オンラインにおけるコミュニケーション」に関するご質問が多く寄せられました。

伊東講師からはたくさんのヒントをいただきました。その1つは、「普段より20%ほど、明るいトーンで話す」ということ。
オンラインだと、トーンダウンして見える傾向にあるため、より意識的にトーンを上げることがポイントです。実演してみると、その差は歴然。
カメラ越しに「なるほど」という頷きが見られました。

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伊東講師は、「人望はスキルである」という著書も執筆されています。
「自分のコミュニケーションのクセに意識を傾けること」
一見、小さなことのようですが、これを徹底的にやり抜くことで、自身に変化を起こしてきた方々は数知れません。

自分自身や組織にとっての新たな一歩に向けて、「自分の印象に気づく」「より良い印象を与える表現力を高める」ことの重要性を感じる一日となりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

◆グローバル人材育成研究会◆
当社では毎週1回、オンラインにて人材育成のトレンドを人事ご担当者様向けに配信しております。
今後のラインナップは→こちらから ぜひご覧ください。

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