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SDGsに積極的な企業 小川珈琲株式会社 Part.2

私たち、日本青年会議所 近畿地区 京都ブロック協議会 グローバル人財育成委員会では2021年の一年間で、より地域にSDGsを浸透させることを目指します。
 今回は、SDGsに積極的な企業である【小川珈琲株式会社】さんの取組の2回目の紹介として、活動の中の一つ BIRDFRIENDLY®(バードフレンドリー®)をご紹介します。

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渡り鳥が休息する森を守るプログラム

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 小川珈琲さんはおいしいコーヒーの未来のために、地球の自然環境を守る活動や、持続可能な社会を保つ活動にも目を向けておられます。
コーヒー豆には、地球温暖化、生物多様性等、環境への影響緩和に取り組んでいる認証コーヒーがいくつかあります。今回ご紹介する BIRDFRIENDLY®バードフレンドリー®は渡り鳥の休憩所を守る活動です。「お客様においしいコーヒーを提供し続ける」使命のため、SDGs(Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)に賛同し、これからも、「一杯のコーヒーからできること」として、ここ京都を中心に全国・世界へと活動を広げ、継続して取り組んでおられます

1990年代後半、専門家によって北米と中南米を行き来する渡り鳥の数が減っていることが確認されました。こうした事態を受け、アメリカワシントンD.C.にある世界最大の学術研究機関であるスミソニアン協会が「スミソニアン渡り鳥センター(SMBC)」を設立。以来、同施設が渡り鳥の調査研究と保護に取り組んできましたが、その研究によって渡り鳥の生息にコーヒー農園が関係していることが明らかになりました。

伝統的なコーヒー栽培はシェードグロウン(木陰栽培)と呼ばれる自然林に近い環境で行われ、渡り鳥はその森林を休息場所とし、そこに生息する昆虫などを餌としてきました。しかし、近年になって低コスト化を図るため森林を切り開き、収穫を機械で行うコーヒー農園が増え自然環境が失われたことによって、渡り鳥が減少していることがわかったのです。そこで、スミソニアン渡り鳥センターは自然の森林に近い環境の農園を維持するために、1999年に認証基準を設定。認証を受けた農園のコーヒー豆をプレミアム価格で買い取ることで、生産農家を支援しながら渡り鳥を守るバードフレンドリー®認証プログラムを創設しました。

この活動に共感した「小川珈琲」は、2005年に日本で初めて「バードフレンドリー®認証コーヒー」の販売をスタート。森の中でゆっくりと育つコーヒー豆は品質も良く、防風や直射日光の緩和効果があるシェードグロウンによる持続可能な農園づくりにも役立っています。その味わいを通して自然環境の大切さをお客さまに伝えていきたいと考えています。

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(小川珈琲株式会社HP引用)

公益社団法人日本青年会議所近畿地区                 京都ブロック協議会グローバル人財育成委員会


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