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#12 1時間5万円のオンライン栄養指導が売れる理由


こんにちは、株式会社グリスタの斎藤です。
 
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栄養指導と聞くと「健康診断の結果が悪いとダメだしされる」や、「何を食べろ、これを食べろと指示される」などを想像される方も多いようですね。
また、「ビタミンが大事」「油ものは控えて」「塩分もダメ」「バランスよく」というような息苦しい指導をイメージする人も多いようです。
 
そういう事もあってか、一般的にはネガティブな印象も先行しているようですが、実際のところはここ数年で急成長している分野です。
 
ダイエット関連のオンライン栄養指導の相場は、月19,000円程度で増え始めています。この数年でいくつかサービスが立ち上がっています。
NPB(プロ野球)では、以前専属の管理栄養士がチームに入ることなんて無かったようですが、近年ではそのケースも増えています。
 
このように栄養指導が近年では需要が高まり、ニーズが高まってきているのが分かります。管理栄養士というと給食メニューを考えるのがメインの仕事というイメージだったのはもう一昔前の話になってきており、今では栄養指導が大きな仕事のひとつになり始めています。
 
その中で、特筆すべき時間単価で栄養指導を提供している事例があります。
 
株式会社キーマイン社が提供している、ユアプロというスポーツに特化したオンライン個別栄養指導のサービスです。


 
掲題したように、1時間の指導が税込で約5万円という単価で提供されています。
ここだけ見ると「高い!」と思われる方が多いんでしょうね。

 
金額が高いか安いか、(当たり前すぎることですが)これは「価値」によって決まります。
ユアプロがリリースされて数年経ちますが、年々利用者が増えているのは「価値」を感じている人が増えているからに他なりません。
 
一方で、1時間数千円の個別栄養指導を打ち出している管理栄養士の方が、ほぼ申し込みが無くて苦しんでいる業界でもあります。
 
ちなみに、ユアプロももちろん管理栄養士の方が個別指導に当たります。
 
なぜ数千円の個別栄養指導は申し込みが入らず、ユアプロは5万円近くする栄養指導の申込数が年々増えているのでしょうか?
また、月額19000円相当のオンライン個別栄養指導との違いも何なのでしょうか?
 
 
売れる・売れない・選ばれる・選ばれないにはいくつかの要因がありますが、(ニーズがある前提として)ものすごく簡単に言えば、品質と認知です。
 
高品質でも、認知されなければ選ばれません。
認知されても、品質が悪ければ選ばれません。
 
 
数千円の指導が選ばれないのは、圧倒的な認知不足が原因かもしれませんし、品質が低い(品質の高さや価値が伝わっていない)のかもしれません。
 
ユアプロの場合は、指導力が高いことを伝える努力(認知の努力)をしていますし、ユーザーがそれを認めるからこそ申し込まれているという背景があります。
 
月額19,000円の最近増えているオンライン個別栄養指導の場合は、ダイエットに特化していることもあり、実際の競合はパーソナルジムだったりします。食事が身体を作っているので当然の事ですが、食事とダイエットは強く関係します。それが近年、サービスとしての価値があるということが浸透してきているのを実感します。
 
ユアプロはこのダイエットの栄養指導に比べても、時間単価が倍近くあります。ここまで時間単価を引き上げられているのは、
 
「遺伝子検査情報を元に体質まで把握し、個人個人の悩みや目的に合わせてパーソナライズされた指導を提供している」
 
というのが主な理由です。

体質情報を読み解ける高い専門性・知識を有する管理栄養士から、自分の体質にあった高い品質の指導を個別で受けることが出来るということが、5万円以上の価値と判断されることで申し込まれているという事ですね。
 
実際、日本代表選手や世界レベルの著名アスリートがユアプロに普通に申し込んできて受けているケースも多く、オンラインのスポーツ栄養指導では他社が参入を諦めるケースがあるほど立ち位置を明確にしつつあります。
 
このように、専門指導を行う指導者が遺伝子検査からの体質情報を読み解くことは、ユーザーにとっても価値があることなのが良く分かります。



本日は以上です!
最後までお読み頂きありがとうございました。

株式会社グリスタは、日本唯一の遺伝子情報を活用した業務用個別化ヘルスケアサービス「IDENSIL(イデンシル)」を960社以上のヘルスケア事業者様(パーソナルジム、スポーツドクター・トレーナー・指導者、管理栄養士、エステなど)に提供しています。

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株式会社グリスタ 代表取締役 斎藤利 1979年生まれ/和歌山県出身/工学修士 学生時代は竜巻のメカニズムを研究。2010年バレーボール個人指導スクール設立をきっかけに、個人の体質によるパフォーマンス影響に着目。2015年より遺伝子業界へ。2018年、日本で初めて専門事業者の指導やヘルスケアソリューションを個別化することに特化した業務用遺伝子分析サービス「IDENSIL」を開発・リリース。 内閣官房が進めるレジリエンスジャパン推進協議会のWG委員選出や自治体との連携、日本を代表するトップアスリートの指導者への遺伝子情報提供を通じ、ヘルスケアから美容まで幅広い個別化に携わっている。


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