「この人体験版ばっかやって全然ゲーム買ってないよな」ってツイートが流れてきて心当たりありまくりで目が泳いでしまった今月。【2024年6月プレイしたゲームまとめ】
ここ数カ月、月に一本のゲームまとめでしか記事あげてない。そろそろやばい。書こうって気持ちだけ空回りしてる。
◇『Tashikani』
数字が書かれたキューブを落として切りの良い数字になるよう足していくパズルゲーム。最初は10のキューブを作ってそこから20…100…1000と位を上げていく。いわゆる『スイカゲーム』にプレイフィールが近い。
位が上がると、10なら10の位としか合わせられないし、100にしたいのに、いつの間にかキューブが60・60になってて上手いこと足せなかったり。
これ以上は繋げられない、もうダメだ…と思っても意外なとこで繋がった瞬間は脳汁がドバドバ。かなり中毒性が高いし、脳トレにもなって一石二鳥。
目標の数字に到達するまで続けるアドベンチャーモードと限界まで続けてスコアを競う∞モードがある。いくらでも遊べそうだけど、いくらでも遊んでしまうのは流石にマズいのでちょっと封印気味。
◆『ゴーヘルゴー つきおとしてこ体験版』
オープニングムービーの曲がやたらホラーかっこいい、元アリスソフトのスタッフが作るRPG。と言ってもアリスソフト系のゲームは未プレイ。評判が良いのは知ってるけれど。
システム的にはソシャゲRPGっぽい手触り。フィールドで集めた亡者(だいたい女の子?)を地獄に送ったり手元に残してパーティに入れたり出来る?らしい。しょうじきマニュアルに書いてある情報が多すぎてわからない…。
戦闘時、全員のコマンド入力が終わると敵味方が一斉に動いて攻撃するのも「何が起きてるんだ」感があってよくわからない。いちおうキャラの速さのステータスで順番が決まって動いてるみたいだけど…。
それと個人的に、キャラのモーションの仕方があまり好みではないというか、なんて言えばいいんですかね、パーツそれぞれがまとまってない感じの動き方がどうにも苦手で…。
◆『Void Gore』
グロテスクな肉の地面の上を飛び続ける縦スクロールシューティング。ほぼ直線のショットと再チャージが早いボムで、ランダムに出現する敵の攻撃を凌いでいく短いステージ制。
やたら硬い目玉と、回り込みながら突進してくる口が画面の左右の自機に近いとこから現れるのでとにかく避けにくい。それに突進してきたと思ったらすぐに画面からフェードアウトするので撃ち甲斐が無い。シューティングなのに。
敵を倒すとお金$が貰え、ゲームオーバーになってもそのお金で自機を強化して再挑戦できるので、頑張ればクリアできる…かもしれない。
◆『Gunlocked』
いわゆるヴァンサバ系の縦スクロールシューティング。15分経ってから現れるボスを倒したらクリア。
攻撃は自動。けど自機から一定間隔で出るレーダーを敵に当ててロックオンするひと手間があるので、その分爽快感が無いように感じた。
強制スクロールの仕様上、ロックした敵や経験値がフェードアウトしてしまう場面も多いのがなんだか構造上の欠陥を見ているようでもったいない。
◆『ムーンレスムーン Demo』
『ナツノカナタ』『午前五時にピアノを弾く』のKazuhide Okaさんが、なんか良い感じの雰囲気のアドベンチャーゲームのパブリッシングをしているレーベルYokazeとタッグを組んだテキストアドベンチャー。
夜になると別の世界に迷い込んでしまう少女ヨミチが、先々で出会う不思議な人々と会話していく。Steam next Festで公開された30分もないデモ版ながら、雰囲気が非常に良い。ここではないどこかへと連れて行ってくれるような、非日常を味わえそうな予感が伝わってきて、今から発売が楽しみな作品。
◇『レッドネグオールスターズ スイングバイエディション』
コミカルポップSTG『ライクドリーマー』を手掛けたサークル「あうとさいど」の過去作リメイク。
Rednegシリーズのキャラがたくさん出てくるボスラッシュ形式で、いろんなキャラとその子の設定に沿った弾幕が次々と降り注ぐ2DSTGだ。
フリー版も既プレイだけど、遊びやすさや弾幕の見やすさなどブラッシュアップもされているので、かなり楽しくプレイできる。
ゲーム性は「ガンガン稼いでボムと残機を取得して、それを使ってさらにスコアを稼ぐ」タイプで、非常に攻撃的でテンポが良い。
いわゆる「喰らいボム(弾が当たっても数フレーム内ならボムを使って無効化できる)」の猶予時間がちょっと長めに設定されているのも、安心して攻撃的姿勢を保てるのが良い。
非常に遊びやすい仕様になっていて「触ってるだけで楽しい」STGとなっている。
今月はメガテンにかかりきりで1回しかプレイできてないので、7月はもうちょい集中してやる予定。クリアするたびに自機も増えるし、Hardにも挑戦したいしね。
◇『∀kashicverse-Malicious Wake-』
メガテン発売までに新作をやるのもなぁ…と考えて、先月に「アカシックフォース」をプレイした影響で再プレイ。なんとか、難易度ノーマルでクリアしたい一心で鬼門である5面と6面の練習をしてた。
おかげで、5面と6面は「単面のでなら突破率4割くらい」のところまで持っていけた。
問題は1面からの通しで、一度弾に直撃したら即ゲームオーバーの仕様上、やはりどこかしらでミスしてしまう。なんやねん一撃死って。めちゃくちゃすぎる。
「この場面でメソッドが暴発したらこうしよう」っというリカバリーパターンも頭の片隅で作れるくらいにはなったので、7月にはなんとか通しクリアできる…かもしれない。
クリアできたら攻略ポイント的な記事も書きたい(現在進行系希望的観測)。
◆『Mech Builder』Demo
ロボットのプラモデルを作るゲーム。シミュレーターともとれるし、簡単なパズルゲームともいえる。
パーツをニッパーで切り離した時の音。パーツとパーツをつなげた時の音。そして時にどこにくっつけるのか分からないで説明書とにらめっこする時間。そういったプラモを作業してる時の静かな面白さをゲームの中で味わえてめちゃくちゃ楽しかった。
パーツへの色塗りも可能で、他ロボのパーツを組み合わせるモードもあるようなので今から期待値が高い。完成したプラモを並べたりできるモードもほしいなぁ。
◇『Dungeon Clawler』 Demo
デッキビルド系にクレーンゲームを組み合わせた異色作。色んな進化してる…!
自ターンに2回クレーンゲームを行い、掴んで排出口から出たアイテムの行動を行う。剣なら攻撃、盾なら防御値が増える、って具合。
山札からカードが配られるランダム性を、クレーンゲームの「自分の意思で動かせるけど、思うように掴めるかは運と実力次第」という別のランダム性に置き換えたのは上手いこと考えられてる。
ただ、上の階層になるとボックス内にお邪魔ブロックのようなものが過度な量入ってたり、特定のビルドじゃないと倒せなくね?っていう能力のボスが出てきてクリアはできてない。ローグライクはやっぱ後半で負けた時のガッカリ感というか喪失感がしんどくて、難しいやつはどうにも…。
◇『アークナイツ』
今月は危機契約と新シナリオ「銀心湖鉄道」。
ちょっと前まで常設されてた演習危機契約はチマチマやっていたので、なんとなく勝手はわかってるけど、一応イベとしては初体験。ていうかシナリオが無い(バックストーリーやフレーバーテキストは存在してるけど)高難度イベにわざわざイメージ曲作ってるのなんなんだ。そして超カッコいい良曲なのもなんなんだ。
自前の戦力で取れる契約をアレコレ考えながらやるのがなかなか楽しい。ついでに他人が縛りありでやっているのを見るのも楽しい。
そして新シナリオ「銀心湖鉄道」の話。
面白い。すごい面白い。割と孤星の次に好きなシナリオかも。
雪山の小国で起こるドタバタ活劇。ノリとしては夏イベに近い。
CV:高山みなみの”超”強キャラが突然目の前に現れて、超スピードで追いかけられたら?を物語序盤で真面目にやるもんだから、もう可笑しくてしょうがない。
「ウルサスの子供たち」からようやくオペレーターとして実装されたリェータと新配布キャラのハロルドのコンビも良くて、こういう年の差コンビめっちゃ好きだな…。
そしてメインシナリオでは強キャラだったのに、今回で「面白空回り変な帽子おじさん」になってしまった「グレーシルクハット」は今回のMVP。
主にデーゲンブレヒャーから追いかけ回されるし、隠れてるのがバレそうなのを駄獣の鳴きマネをして難を逃れる古典的ギャグやらされたり、ガキンチョに帽子をディスられるし、デーゲンブレヒャーに極寒の湖に蹴り落とされるし、諜報活動って大変なんだな…とちょっと同情しちゃうレベル。
◆『真・女神転生Ⅴ Vengeance』
面白かった、とは思うんだけど、やはり”完全版”でしかなく、フルプライスで買うものでもなかったかな…というのが正直な感想。
やはり、完全版ならではの蛇足感…いや今回は蛇足という言い方で正しいのかは分からない。ネット上の反応を見るにただ「付け足された部分が自分の口に合わなかった」だけかもしれない。じゃあしょうがない、と思うことにする。そういうことにしといてほしい。
現在Steamの夏セール真っ最中だけど、積みゲーの消化と優先してやりたいゲームが多すぎて全く買う気力が無い。方針としては「冬のセールまでには確実に触るであろうゲーム」なのだけど、それすら思い浮かばず。
その代わり、「コレ買ったわ」みたいなスクショがあげられてるといいね押しちゃう。みんなオレの代わりに色んなゲームをやってくれ…。代わりに『アカシックバース』クリアしてみせるから…。