小さき命を育てる
Tsumiki 劇場
「小さき手で・小さき命を積む」
小さな手で、小さきものをひとつひとつちょこんと、
カタン、コトンと置いたり、ひろげたり、時には無造作に
ガシャンとバランスを失って崩れてしまう 音も
でもすぐに両手に、
どんどん形を変えて、どんどん作ろう、あれこんなに
みんなと道で、線路で繋げよう、きっとつみ木さん喜んでいるよ
遊びに行く道作らなくちゃ,どんどん広がって、高くなって
崩れてももう一度、
自分で考えてやってみる、他も見つめ、しばらくして
積み上がったモノを見て、よかった、周りも驚いている
目を輝かせ、そんなことを何回も
小さき命を育てる、どんどん
小さきものたちの何かに、気付いてしまった、
いろいろな姿に、どんどん変わる
小さきものを優しくする気持ち、いとおしくなる、
いつもケンカしているこども同士が仲良く笑顔に
命を吹き込まれ 積みあがった無言の小さきものたち
ずいぶん汗かいて遊んだ後みんなで繋ぎ合った感動の世界の観賞の時間が訪れる
一人ではできない、みんなと一緒に作り上げた、本気になって遊んだ
でも最後にやってくる
残念な悲しいおかたずけの時、もっともっとやりたいけど
今までを振り返りながら,優しい気持ちで
感謝して「つみ木さん ありがとう」
優しく抱きしめながら崩す・感謝して崩す 決して壊すのではない
バラバラと一瞬に
塊になってしまう、終わりの意味を知る
よみがえる不思議な時間がふうっと心をよぎる、
意欲が芽生え、優しくおかたずけしながら、
小さなTSUMIKIの伝言がこども達の心に響く
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