実はバターは摂った方がいい!グラスフェッドバター
どんなバターなのか
普通のバターとの違い
摂取した方がいい理由
おすすめ摂取方法
1.どんなバターなのか
グラスフェッドバターとは、牧草(グラス)だけをエサとして与えられて(フェッド)育った牛のミルクから作られたバターのことです。
牧草飼育でストレスなくのびのび育った牛は、肉やミルクに臭みがなく、牛本来の美味しさが味わえて栄養豊富です。
日本は国土が狭く十分に放牧できないため、取り組んでいる場所は少ないです。したがって日本では貴重とされています。
2.普通のバターとの違い
違いは色、栄養素、味の3つ。
色
色はグラスフェッドバターの方が黄色っぽくクリーム色なのが特徴です。
理由は、エサである牧草に天然の色素成分「カロテン類」が含まれているからと言われています。
栄養素
グラスフェッドバターには天然の色素であり強い抗酸化作用を持つ「カロテン類」が普通のバターよりも多く含まれています。
その他にも、不飽和脂肪酸のオメガ3系脂肪酸・共役リノール酸なども含まれており、栄養豊富です。
味
コクがありつつもあと味があっさりしているのが特徴。
3.摂取した方がいい理由
先ほど紹介した、カロテン類、不飽和脂肪酸のオメガ3系脂肪酸、共役リノール酸が含まれているためです。
カロテン類は体内でビタミンAに変換されて使われるほか、活性酸素の働きを抑えて取り除く「抗酸化作用」を持っている成分です。
カロテン類は油と一緒に摂取すると吸収率を高めます。
不飽和脂肪酸のオメガ3系脂肪酸は血流をよくしたり、悪玉コレステロール値や血圧を下げたりする効果があるため、生活習慣病を予防する効果が期待できる成分です。
ミルクなのですが、グラスフェッドミルクのオメガ3系脂肪酸は、普通の牛乳の約2倍含まれていたという結果が出ています。
共役リノール酸は不飽和脂肪酸の一種で、リノール酸の異性体*にあたる成分です。
1.脂肪を分解する酵素の活性化
2.脂肪を貯蔵する酵素の抑制
3.アレルギー反応の抑制
などの効果が期待できます。
一見バターを摂取すると脂質が多いため健康に悪いと思われがちですが、様々な効果があります。
4.おすすめ摂取方法
おすすめらバターコーヒーです。
バターコーヒーとは、ブラックコーヒーにグラスフェッドバターとMCTオイルを加えた飲み物です。
朝食に摂るだけでも上記のような脂肪燃焼などのダイエット効果が報告されています。
またMCTオイルは認知症やアルツハイマー病の改善効果もあると言われています。
朝に撮ることで1日の始まりから脳の働きが良くなり、パフォーマンスの向上が期待できます。