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【日本ゴリラ化計画】千葉編②美女ローラとシブおじモンタ


🦍✨9月24日は「世界ゴリラの日」!✨🦍



前回からの続きになります。


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【ゴリラが苦手なゴリラ、ローラ】


9月とは思えない猛暑の中ゴリラ舎に到着。

強烈な日差しをガンガン浴びながらの観覧はなかなかにしんどいものがあるのだが、ここ千葉市動物公園のゴリラ展示場の柵にはこのようなものが設置されていた。


ニシゴリラミスト!1か月試験設置とのこと。


柵に沿って管がつながっており、そこからミストがシューシュー噴射されている。


ミストは数か所から噴射され、風に吹かれてふわふわ舞っている。
観ているこっちには来るのだが、どう見てもゴリラのところまでは届いていないような……。
ゴリラも涼しくなっているといいんだけれどね。

そして写真を撮ろうとするとミストが流れてきてものすごく撮りづらいぞ。
(以下写真がなんとなくモヤっているのはミストのせいです!)


さて、まずは向かって右側の展示場にいるローラ。
日陰で草を食んだり、ゴロゴロしたり、リラックスしているようだ。


上野にいるトトと並んで日本二大美熟女ゴリラのローラ。
隠し撮り感すごい写真ですね。


ローラは1977年9月21日、大分の別府ラクテンチ生まれ。
日本で最初に生まれた雌のゴリラである。
東武動物公園、上野動物園を経て、2008年千葉市動物公園にやってきた。
上野や千葉で他のゴリラとの繁殖も試みられたが、人工哺育で育ったためゴリラを怖がってしまい、一緒に暮らすことができなかったのだという。
現在モンタと別々に暮らしているのもそのためだ。

以前の記事で、京都市動物園飼育員さんのブログ内のこちらの言葉を引用させていただいた。

人工哺育で育ってしまった動物は「ヒトとして刷り込まれ」てしまい、本来の仲間の中には戻って行くことができず、とても不幸なことになってしまうことも少なくありません。

ローラのケースは「ヒトとして刷り込まれ」てしまった最たる例だろう。
切ないことだが、ローラは自分を人間だと思っているのだ。
そりゃね、私だっていくらゴリラが好きでも、ゴリラと暮らして結婚しなさい!って言われたら恐怖以外のなにものでもないよ……。
もしかしたら私だって、自分は人間!って思ってるけど本当はゴリラなのかもしれないしね。

どうして私は人といっしょに暮らせないの?
どうして私はゴリラの中に入れられてるの?

かわいそうに、ローラはずっとそんな思いを味わってきたのだ。


今はのんびり独り暮らし、先日9月21日に47歳になったばかりのローラ。
心穏やかに、長生きしてほしい。


この握りしめた手首の角度と内股な座り方
「きゃっ🤎」みたいな感じでかわいい!



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【シブかっこいいモンタ】


隣のモンタも気になるので、お隣に移動。
寝っ転がっているモンタを離れたところで熱心にスケッチしている方がいたが、他にはほとんど見ている人はおらず、ミストを浴びながら展示場を眺める。


モンタの展示場。
右隣がローラ、左隣がチンパンジーの展示場。


モンタと今上野にいるモモコが千葉市動物公園にやってきたのは1990年。
このゴリラ舎もその時に造られたものと思われるが、当時の基準だったのだろうか、上野、東山、京都に比べると狭くコンクリートが多い。
柵が低くて段差が多いのは客から見やすくなるように設計したためだろう。
緑が増えてくつろげるところが増えてほしいのもそうだが、ゴリラがもっと高いところに登ったり、ぶら下がったり、走り回ったりできるといいなあと思う。


シブくてかっこいいモンタ。
赤茶色の瞳と白いもみあげが素敵。


モンタは1984年9月25日生まれ。1990年、5歳の時にモモコといっしょにスペインからやってきた。もうすぐ40歳だ。
動物商経由でやってきたため、どこで生まれたのかはっきりしないようだ。

長い間一人暮らしのモンタ。
一緒に暮らせるゴリラがいればいいなあと思う。


真下にモンタがいます。
無言のおじさんと二人きりでなんか気まずい……
でもそのおじさんがすごくかっこよくてちょっとうれしい……そんな気分。
ぽつりぽつりとやってくる観客を見ているモンタ。
人間観察が日課なのかもしれないね。



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【レッサーパンダ推し千葉市動物公園】


あまりに暑いのでちょっと休憩。
ショップを覗いて恒例のグッズチェック。

千葉市動物公園の一番人気はズバリ、レッサーパンダだ。
そう、ここ千葉市動物公園は一昔前、立ち姿で一世を風靡したレッサーパンダの風太君がいる動物園なのだった。
ほぼほぼレッサーパンダグッズがいい位置を占めていて人気のほどが伺える。
ゴリラグッズはほとんどなくて残念だが、やっぱりレッサーパンダはかわいいもんね……。

その後売店でソフトクリームをいただく。
コーンかカップか聞かれたが、即答でコーンを選択。
このソフトクリームが絶品であった。
どこかの牧場のミルクを使っているとかで、コクがあるのにしつこくない甘さが最高だ。
猛暑の中、コーンの下からぽたぽたと落ちてくる溶けたソフトクリームとの戦い。これが個人的ソフトクリームの醍醐味である。



風太くんはなんと21歳!


今は奥でのんびり暮らしているようで会えなかったが、長生きでめでたい。


レッサーパンダ、タイヨウくん(の後ろ姿)
ボーダー柄のしっぽが立派!


レッサーパンダは顔がかわいいよなあ~
そりゃグッズ買いたくなるよ……。



続く。


#日本ゴリラ化計画











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