わたしのもの。
わたしは執着している。
自分の居場所づくりに。
「ここはお前の家じゃない」
修学旅行から帰ってきて、私は父の機嫌をまた損ねて怒らせ、言われた言葉。
この言葉を聞いてから
ずっと自分でなんとかしなければと息をしてはいけないと感じるようにはっきりとなった気がする。
絶対的な権利が欲しい。
安心がほしい。
不安定な自分にならないためにも。
苦しくてとまりたいのに、止められない理由。
薬で感覚に蓋をする。
そうすると感情は納まる。ただ虚ろな感覚が残る。ただただ鼓舞して鼓舞させなきゃと。