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クリスマスに見たい寄付の映画ベスト3!
12月の寄付月間も折り返し地点を迎えました。
いろいろな方が「12月は寄付月間」と発信をしてくださり、嬉しいですね。
そして、noteでは「#寄付について考える」というお題で、たくさんの投稿をしていただいています。あらためて、感謝申し上げます。
12月と言えば、「寄付月間」の他に、クリスマスシーズンですね。
そこで、寄付月間共同事務局の寄付マニアの担当者がお薦めする「クリスマスに見たい寄付の映画ベスト3」を発表します!
(と言っても、この3本しか見つけることができなかったのですが・・・)
ホーム・アローン2
最初は「ホーム・アローン2」です。
マコーレー・カルキン演じるケビンのクリスマス休暇中の冒険譚です。
家族旅行中になぜか家族とはぐれてしまい、ケビン少年が一人でニューヨークに辿り着いてしまうことから物語が始まります。
ニューヨークで訪れた巨大なおもちゃ屋さんで、クリスマスの売り上げを小児病院に寄付しているという話を聞き、ケビンは商品の代金に加えて寄付をします。物語はこの寄付となるおもちゃ屋さんの売上を狙おうとする悪党を阻止しようとするケビン少年の奮闘記です。クリスマスシーズンの寄付・チャリティがキーワードになった映画です。
Disney's クリスマス・キャロル
2作目は「Disney's クリスマス・キャロル」です。
チャールズ・ディケンズの小説『クリスマス・キャロル』を原作にした映画です。ディズニーの映画は2009年です。他にも、たびたび各国で映画化されていて、1938年、1984年のものが有名でしょうか。
小説『クリスマス・キャロル』は、守銭奴のスクルージがクリスマス・イヴに超常的な体験から、過去・現在・未来の旅をした結果、改心をするというものです。強欲で冷酷無慈悲なスクルージは寄付なんてもっての外という守銭奴でしたが、心あらためてチャリティに目覚めるというお話です。人生の中で人のやさしさ、人への親切の大事さを考え直すお話ですね。
素晴らしき哉、人生!
最後は、「素晴らしき哉、人生!」です。
1946年のアメリカ映画です。
第2次世界大戦が終わった1945年のクリスマスイブのお話です。天使が一人の男を絶望から救うという物語です。主人公のジョージ・ベイリーは常に人助けをするような人生を歩んできましたが、とある事態に巻き込まれてしまい、経営していたビジネスが立ち行かないという危機を迎えてしまいます。この絶望から最後救ってくれたのが周囲の人たちの温かい寄付でした。
いずれも、クリスマスのタイミングで、寄付が重要なモチーフとして扱われている映画です。
クリスマスの時に、映画を鑑賞して、寄付月間を味わってみてはいかがでしょうか?
ポバティー・インク あなたの寄付の不都合な真実
最後に、もう一つ、ベスト3とは別に「クリスマスと寄付」で思い出す映画をご紹介します。
あえての映画をご紹介します。
「ポバティー・インク あなたの寄付の不都合な真実」は、そのタイトル通り、寄付や開発援助が途上国と呼ばれている国で大きな弊害をもたらしているというお話です。寄付について考えるのには、ぜひ見ておきたい映画です。
この映画の中で、1984年のエチオピア飢餓救済のために立ち上がったイギリス・アイルランドのロックシンガーで結成されたバンド・エイドが発売したチャリティソング「Do They Know It's Christmas?」(ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス)が使われています。「アフリカの人たちはクリスマスを知っているのか?」という内容の歌詞があります。この歌詞について、アフリカの人が「それは先進国のエゴではないか」と、異を唱えるシーンがとても印象に残っています。
物事は多様な見方が必要だということを気づかせてくれる映画です。
いずれにしても、映画を通じて、#寄付について考える ことをやってみてはいかがでしょうか。