自分と周りのジレンマ
人間関係の悩みには、自分自身と周りの人たちとの違いに葛藤したり
憤りを感じるという内容が多いと思います。
自分は本当はこうしたいのに、
それをやると冷ややかな目で見られるのではないか、とか
自分は本当はこうしたくないのに、
やらざるを得ない空気があるから嫌々やる、とか
そういったお悩み、一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
会社でこんなことやったら許されないとか、
ママ友の中でこんな発言はタブーだとか。
様々なコミュニティがあって、そこにはルールのようなものが自然発生します。
そのルールを守ることで、そのコミュニティの中での立場が守られる。
だから周りに合わせていると安心するんだと思います。
ただ一人として同じ人はいません。
個性的という言葉がありますが、
本当の個性って一人としてあなたと同じ人はいませんよ、
という意味だと思います。
つまり、
個性と集団は相反するもののように思われがちですが
本当はしっかりと両立できるものです。
自分の意思を打ち消すことなく、集団にいて、その集団のルールは守ることが
できるはずなんです。
ただそれが難しいですよね…。
自分と周りをうまく両立するには
”できるところまではやってみる”という姿勢がいいのではないかなと思います。
自分にできる範囲で周りに歩み寄ってみる。
でも、できない範囲までは無理しない。
少しずつ自分の”できる範囲”を見つけられたら、楽になっていける気がします。
それも、少しずつ少しずつ、”できる範囲”で…。