#2 オオツカの仕事/講演/依頼・問い合わせ
私の仕事に興味を持って頂きありがとうございます。
凄く嬉しいです。簡単ですが、お答えさせて頂きます。お気軽にお問い合わせください(^^)
私のお仕事
私は、鳥取県の中央に位置する地域「倉吉(くらよし)」にフォトスタジオを設け、撮影・講師のお仕事を、地元はもちろん、近隣の島根、岡山、そして大阪、京都、九州など出張撮影を行っています。
カメラマンとしては17年目、起業して2020年で4年目を迎えます。
ウエディングフォト専門で始めたこのお仕事でしたが、今は、人生に関わるイベント撮影、また、企業様HP素材撮影依頼などありますが、特に多いものが「人を撮る」ことです。これは私がもっとも好きなジャンルであり、得意なんです。
幼少期は、恥かしがりや・人見知り、人の後ろで前に出ない性格だった。生活が貧しく、食べるものがなく草を食べていた頃、親と世間を憎んだ中学時代。自分に自信がなく全て人と環境のせいにして逃げていた社会人。「仕事とはお金儲けではなく、目の前に人を幸せにすること」と衝撃的な言葉を受け入れ、周りの人達に支えられてきた人生であることに気付いた時、もっと人と関わり恩返しがしたい!!と思った。必死に苦手な人と関わる様になり、人の温かさを肌で感じ、人が好きになった今は、人を撮ることが楽しいです。
人や物事にはストーリーがある
そして、大切ものは目に見えないもの
ウエディングフォトで学んだ事です。撮影前には事前に、ヒアリングを必ず行います。お二人の出会い、プロポーズは何が決め手だったか、そしてプロポーズの返事はどこがポイントだっかた、お互い出会った時と今の印象の違い、お互いに尊敬する所・好きな所、ご両親との関係性など雑談も含め2時間はあっという間に過ぎます(笑)
一番知りたいことは、お二人の価値観です。なにを大切にして、どこに満足を感じるかを知り、撮影ポイントを決めます。この打ち合わせで大切な事は「受け入れる」ことです。いろいろな話をしていく中で『えっ!?そんなこと思っていたの?』とお二人同士、始めて聞く言葉や始めて聞く気持ちと出会うことは少なくありません。いつも思っているんだけど、言葉にしていなかった事って普段の生活でもあると思います。そんな二人の価値観を共有するきっかけを第3者である私が聞き出すことも密かにしています。
原因があり結果がある。お二人が出会って、結婚する事にも意味があると思っており、そこには必ずストーリー(過去)が存在します。ドレスを着て、タキシードを着てかっこいい、素敵な写真を撮ることも必要です。映える写真も撮ります。その中に必ず付け加える写真があります。
『デートで手を繋ぐことが恥かしく、いつも彼の小指を握り締め歩いていたら、もう手が繋げなくなりました(笑)。そんな私でも、いつも微笑んで隣で歩いてくれる彼が大好きです。』二人の写真は、新郎の腕に新婦が腕を組む決まったポーズではなく、小指を握り締め、二人微笑みながら喋っている写真を撮ります。
『私が3歳の時に母が病気で亡くなったんです。母の記憶は、お葬式に母の遺影写真を持って歩いたことしか覚えていません。母の声も覚えていないんです・・』と声を震えながら話してくれた新婦さん。新婦のお父さんと、お母さんの遺影写真を持った新婦さんと並んで実家で写真を撮りました。その時、ぼそっと『嬉しいです。生まれて始めて家族写真が撮れました。ありがとうございます』と嬉しそうに新婦さんが話してくれました。
『親が離婚していて、私、家族を感じたことがないんです。花嫁姿だけでも父、母に見てほしいかった。私の夢は、家族を持つ事なんです。お父さんが居て、お母さんが居て、兄妹が居て、会話がなくても一緒に写真が撮れるって、私の夢なんです』新婦さんのお父さん・お母さん・兄妹に新郎さんが連絡を取り、事情を説明し、前撮りで新婦さん家族が集まり、夢は叶った。普通の家族集合写真だが、新婦さんにはこれからの結婚を決意する大切な時間と写真になった。
人や物事にはストーリーがあり、大切ものは目に見えない。
それそれの大切なストーリーは、未来に繋がるものであり、写真には写らないが、写真撮影の時間で感じることが出来ると思います。その、きっかけの提案をするお仕事をさせて頂いています。
カメラのシャッターを押す事ではなく、ファインダーを覗いた景色を一緒に創り上げていくこと、それがgiveseedのお届けするものです。
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最後まで読んで頂き有難うございました(^^)
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