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次世代の候補者体験へ! 〜AI面接導入の裏側大公開〜

Givery新卒採用担当の丸山(@k_00712)と採用広報の富井(@tommy_tomii_08)です!👋

ギブリーの採用業務でのAI活用をお届けしているこのブログも第3回となりました!
今回も「AI面接」をテーマとし、実際にAI面接を導入するために構成した選考プロセスや、リアルな運用方法をご紹介します!

まずは前回の振り返り

弊社がAI面接を導入した背景は以下の通りでした。

  • 面接リソースの不足→20名採用から60名採用を実現するための新施策を打っていきたい!

  • 機会損失→学生さんも面接官も忙しく日程調整できないことによる機会損失をなくしたい!

  • 評価基準や考え方のばらつきによる評価のばらつき→60名採用へ、面接官をただ増やすのではなく、公正な評価ができるようにしたい!

前回のnoteはこちら!


AI面接の導入にあたり最も意識した「候補者体験」

そこでAI面接という手段を取ったわけですが、導入するためには様々な困難がありました。
AIが担える業務の可能性は幾つかありますが、それら全てを考えもなくAIに任せてしまうのは本質的ではないはずで、どんな形で導入するのが良いのだろう・・・?これが最初の課題でした。

私たち採用人事は「工数削減をしたい」のではなく、「時間がかかっても良い方を採用したい」という想いに尽きますよね。
AIを導入することで候補者体験が落ちてしまい、学生さんにとってデメリットがあるのであれば工数が削減されても目的は達成されません。

そのため、最も議論に時間をかけたのは、いかに候補者体験を向上させるためにAIを使うか?でした。


現状分析からスタート!

そこで、まず私たちは導入の背景ブラッシュアップと、そこからのやりたいことを議論しました。

学生さんの現状の課題(As Is)🖋

・ギブリーの選考フローが4ステップあるのが面倒、減らせるとより良い
・すべての選考フローで出会うのが面接官や人事、選考のない場で様々なメンバーと話してリアルな雰囲気や業務内容を確認できると良い(もちろん適宜面談も挟んでいるが、人事が面接官をしていることにより時間が限られてしまい、現場面談や人事面談等のフォローにかけられる時間が減ってしまう)
・自分がどこを評価されたのか分からずに選考が進んでしまう(もちろんできる限り面談等ではお伝えしているが、すべての評価ポイントを人力で伝えるとなると人的コスト含めてフォローアップに限界がある)

AIで実現できる可能性(To Be)💫

・AIにより均質に公平に評価される
・評価フィードバックが受けられる
・いつでも受験ができる 
・自分のペースで話せて自分らしさがより出せる
 ・次回の面接官がAIも活用して分析された網羅的な申し送りがあることで、学生のことを深く理解できており、どの企業でも聞かれるような質問を繰り返す面接ではなく、深掘りに時間を割ける面接ができる

実際の導入方法、AIで候補者体験を改善!

AI面接導入前後の選考フローの変化

議論の結果、AI面接は説明会と同時に実施する形で導入しました。
学生さんには、説明会にオンラインで参加し、役員からの会社説明や質疑応答の後、選考を希望する際はその場で30分間のAI面接を受け、完了したら退室をいただきます。

ギブリーは、AI面接の分析レポート結果と録画データを見て1営業日を目処に合否を判定・連絡します。

AI面接を別日で受けてもらうのではなく、その場で受けてもらうことで学生さんにとっては選考直結の説明会にすることができますし、その後の選考ステップを一つ減らすことができる形になりました!

運用での工夫

①AI面接のURLを無言で送るのではなく、説明責任を果たす

また、AI面接はまだまだレアな選考手法です。
しっかりと説明を果たすことは非常に重要だと思っています。 IT企業を受験するような、そしてデジタルネイティブ世代の学生さんであっても、AI面接は慣れない、不安なものです。

・どのように評価されるのか?
・どのように受験したら良いのか?
・データの管理方法はどうなっているか?
などは説明会の際にお話しさせていただいています。 また、AI面接のマニュアル作成(Notion上)や、解説動画の配信などのフォローも実施しています。

②AI面接による受験者側のメリットも説明する

そして、「AI面接」と聞くと企業側が面接の時間が減って楽になるソリューションだろうというイメージが強くあり、学生さんからすると企業都合に聞こえてしまいます。

もちろん面接の工数を削減することも導入の目的ではありますが、一番本質的な部分ではございません。
・AI面接を受験していただくことで、学生の皆さんを同一基準で評価できること
・履歴書ではわからないような人柄や経験も理解できること
・次回の役員面接ではそれを踏まえることで、より一人ひとりの能力や価値観を評価できること
などのメリットも学生の皆さんにお伝えしています。

納得感とともに、向き合いたいという思いも伝わっている実感があります。この辺りの効果などは次回のnoteでお伝えします!

まとめ 🎯

今回はAI面接の導入プロセスと実際の運用方法についてお伝えしました。 まとめると、、

導入時の工夫

  • 学生の候補者体験をより最適にするための選考フローを設計

運用時の工夫

  • 工夫①:AI面接のURLを無言で送るのではなく、説明責任を果たす

  • 工夫②:AI面接による受験者側のメリットも説明する

次回以降では、このように導入したAI面接の具体的な成果をお伝えします。お楽しみに!!


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