今、自分の選択は正しい?or 間違っている?〜健康とキャリアの共通点〜
こんにちは!今日はキャリアと健康に通ずる共通点について書いていきます。
太っている人は自己管理能力が低いからマネジメント業務には向いていないという話は昔からよく言われています。おそらく、マネジメント能力が高い人は最低限自己管理能力が求められるという所以でしょう。(近年では「太っている=怠惰」ではないという考え方も広まってきていて、一概にそうとは限らないです)
このように、キャリアと健康にはキーワードで共通する項目がいくつかあったりします。この例で行くと「マネジメント能力」という点で共通している部分があると言えるでしょう。
こんなような共通点をいくつか書いていくので、納得いくものがあったら取り入れていただけるといいなと思います。
万人に合うものは存在しないが、万人に共通する毒は存在する
人間の体に合う食べ物や、合わない食べものなどは様々あります。それらはアレルギー反応として皮膚やくしゃみなどに出たり、拒否反応として見ると吐き気がするなどの反応を示すこともあったり、吸収されなくてそのまま弁として出たりなど、合わないものに対して様々な反応があり個体差があります。
例えば、アサイーや緑茶、チアシードなど「スーパーフード」と呼ばれる食材はいくつかあります。これらは高い栄養価や人間の体内では生成されないような栄養素などが含まれており、体にいいとされています。しかし、体質的にそのスーパーフードに何かしらの拒否反応を示す人がいたりするので、100人のうち100人がそれらを摂取して健康になるとは限らないのです。
そのため、他人に「健康にいいから食べなさい」という強制や価値観の押し付けなどは適切な方法ではないという考え方です。よく話題にあがりやすいのはヴィーガンの団体はこういうものの話題で槍玉にされがちですね。
逆に、万人に共通する毒というものは存在します。石油を飲むとか、一定期間以上水分を取らないとかは体に毒になります。毎日石油を飲み食いして生計を立てている人は、居たとしたら本当に一握りかと思います。ごく特殊な例で金属を食べられる人とか風呂に入らなくても何十年と生きられる人とか居たりしますけど、世界で数えるほどしかない例外は少しあることは確かですが、確率的には天文学的な数字になるかと思うので一旦ないものとして考えます。
キャリアの中で転職活動をするとします。キャリアの最適解は様々な要素の掛け算でしかないです。
・ベンチャー企業がいいか大企業がいいのか
・国内企業がいいのか外資系がいいのか
・公務員がいいのか企業勤がいいのか起業がいいのか
など、様々な選択肢があると思いますが、その人に合ったキャリアというものは知ることはできません。常に最適解となるのは「あっちかな?」「こっちかな?」「こっちではなさそうだな」という仮説検証の繰り返しです。万人にとって適切なキャリアが存在していたらみんな同じ仕事をしているか、社会主義国として完成しきっていると思います。
しかし、万人に合わないキャリアというものは存在します。
・積み上げてきたものを崩される
・法律ギリギリを攻めるor法外なことを犯す
などのキャリアなどが当てはまるでしょう。30歳の人が30年間の人生でたくさん積み上げてきた人間関係を、一つの化粧品を紹介して友達をなくすといったビジネスモデルは、積み上げたものを崩されるものの例の1つです。法外なことを犯すものも「自分には関係ないだろう」と思いがちですが、自分が関係している人の動きを見ているとあちこちにグレーなものをみかけることはあるかと思います。目を瞑って無かったことにしてしまえばそれまでかもしれませんが、日頃の蓄積は後になって形として出てくるでしょう。
よって、健康とキャリアには万人に合うものは存在しないが、万人に合う毒は存在するというのは共通することと言えるでしょう。
正解を求めたがるが正解はない
学校での勉強は常に正解がありました。テストでマルをもらえたらそれが正解です。その積み重ねが、テストでの高得点につながり、いい学歴につながりという社会でした。ところが、社会人になって以降は、そのレールからは一気に突き放されて、ない正解を求めながら人々は何十年とキャリアを重ねていきます。
・この上司や同僚を信頼していいのか
・この会社に残っていていいのか
・この職種を続けていていいのか
・結婚すべきなのか
・子供を残すべきなのか
・今この場所に住んでいていいのか
などあらゆるシチュエーションで決断に迫られたり、悩みながら時が過ぎていくのを待つことになったりするでしょう。しかしながら、どの選択に進んでもこの回答が絶対というものは存在しないのです。とある選択をしていいことが起きればラッキーだし、ミステイクだと思っても早い決断は次に活かせます。
健康も一緒です。
・添加物いっぱいのチェーン店の食べものを食べるべきなのか
・肉を食べるべきなのか
・サプリメントに頼るべきなのか
・朝昼晩の食事以上にお菓子を食べていいのか
・40歳で死ぬことを望むのか、長生きを望むのか
など、毎日何を摂取すればいいのか悩みどころになったり、悩んだところでしょうがないということで色々なものを食べてみたり。どの選択肢を選んでも不正解ではないのです。
キャリアも健康も様々な選択肢があります。どの選択肢を選んでも「この道を選ぶことが全て」という回答に至ることはないのです。結果を受け入れることさえできれば、どの決断であろうと次に活かすことができます。キャリアにも健康にも絶対的な正解を求めたがるが正解はないでしょう。
無理は禁物
健康もキャリアにおいても無理をすることは原則としてNGです。
・長時間労働のために睡眠を犠牲にする
・ダイエットや営業目標など、目標達成のために他のものを犠牲にする
・一定の水準以上のことをこなす(やりすぎ)こと
などです。睡眠を犠牲にした時のツケは、長期的な健康を維持することでは悪影響になりますし、働けなくなったり働けたとしても最大のパフォーマンスに繋がらない可能性も出てきます。人それぞれ適正な睡眠時間があり、それを損ねるような行為は、目先の利益になり得ますが、生涯において正しい選択になったかどうかはその時になってみないと分からないですが、体感がそれを拒んでいたらその拒否反応を信じて行動すると良いでしょう。
それは体重や営業活動なども同様です。人それぞれ適正体重があるのに、モデルのような体型を無理して作ることや、営業目標まで後少しのところで、友人に保険の押し売りをして関係性を壊すといったことは、後々になって後悔すると思います。
これらのように、無理をすることは健康やキャリア両者において禁物になります。ただ、こういうことって身をもって体感しないと分からないものでもあるので、過去の自らを棚卸して見ることでヒントを得られるのかもしれません。
健康を制するものがキャリアを制し、逆もその然り
健康のためになっているのかや、キャリアのためになっているのかは、結果を受け入れるときに分かります。
・「あの時のあれがいけなかったんだな」→こっちの判断に切り替えたら良くなるかもしれない
・「あのとき無理をした結果こうなったんだな」→次同じ過ちをしないようにしよう
健康においてもキャリアにおいても結果を受け入れて次に活かすことの繰り返し、そこに知識というスパイスを加えて最適解に近づいていくでしょう。
他にも健康とキャリアに関して共通する事項はたくさんあるかと思いますが、概念的なところを3つほど押さえてみました。もし他に浮かんだらコメント欄に書き込んでくれると嬉しいです!
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