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オリックス3軍の現在地【2021年5-6月編】

こんにちは、ギータです。

今回はオリックスの3軍構想についてのnote第二弾を書いてみました。
前回のnoteはこちら

この2か月間のトピックを色々纏めてみました。
どのくらい試合数が組まれているのか、3軍の個人成績はどうなのか。
今回も奮闘している球団や選手の頑張りを少しでも伝えたいと思うので、読んでいただけると嬉しいです。
※尚、このnoteについては選手への敬称を省略させていただきます、ご了承ください。

0.3軍戦の映像が見れるようになりました

今月最大のトピックスはこれでしょう。
「BsTV」にて一部の試合が見れるようになりました!(しかも実況つき)
今までテキストでしか認識できなかった選手たちのプレーを実際に見れることは本当に嬉しいですね。
ただのファンでもこれだけ嬉しいんですから、選手やそのご家族にとっては感動ものではないでしょうか。
この素晴らしい企画を実施したオリックス野球クラブの職員の方々に感謝したいと思います。

1.3軍戦の試合数について

公式HPに記録が残っている2016年以降の試合数の変遷は下記の通りです。(予定された試合数でカウントしており雨天中止になったものも含んでいます)

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また、3軍制を敷いている巨人、ソフトバンクとの5-6月の試合数の比較は下記の通りです。

巨人:22試合
ソフトバンク:25試合
オリックス:11試合

試合数は確実に増えていますが、巨人とソフトバンクに比べるとまだまだという感じですね。
巨人はJABA選抜新潟大会に参戦するなど積極的に試合を行っています。
3軍制正式発足のために選手、スタッフ、試合数の更なる充実を期待したいところです。

2.3軍の運用実態

5-6月の3軍の対戦相手や結果は下記の表の通りです。
(1軍、2軍の動きも併せて記載しています)

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そして6/25-27の1軍から3軍の割り振りはこんな感じです。
2軍はタマスタ筑後公式より3軍は浜崎剛さんより情報をいただきました。

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野手については結構ギリギリの運用を強いられていますね。
6/25の2軍のベンチ入り野手はたったの11人しかいません。
3軍の試合に出たメンバーが試合終了と同時に2軍戦の行われる会場に移動するという運用が常態化しています。
3軍の試合を増やすためには野手をもう少し純増させる必要がありそうです。

一方で投手は野手に比べると余裕がある感じになってますね。
今年のストーブリーグで投手の人数を更に増やすのか、それとも横ばいにするのか注目したいと思います。

3.3軍個人成績

ここまでの3軍の個人成績を纏めてみました。(投手は5登板以上、野手は40打席以上の選手を抽出)
公式HPで提示されているデータから算出可能な指標も出しています。

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投手だと松山、佐藤一に加え、育成ルーキーの宇田川、辻垣が出番を増やしています。
特に辻垣は高卒ルーキーの育成選手とは思えない安定したピッチングを続けています。(6/25の試合で実際の投球が見れるので是非)
若手左腕はチームのウィークポイント(U25の支配下選手は田嶋、齋藤、富山、宮城の4名)ですし、神戸っ子でオリックスファンというストーリー性もあるので戦力になってくれると嬉しいですね。

野手では古長に注目したいと思います。
ここまで唯一全試合出場している古長ですが、4月末時点で.226だった出塁率をこの2か月で大幅にアップさせています。
また、今までは楽天の助っ人として荒西からヒットを打ったみたいに文字上でしか活躍を知ることはできませんでしたが、6/8ソフトバンク戦では犠牲フライ、6/24広島戦(2軍)では公式戦初ヒットの二塁打、6/25香川オリーブガイナーズ戦ではタイムリー三塁打と映像上で活躍を見る機会が増えてきました。
3軍を支える縁の下の力持ちとして頑張ってほしいなと思います。

今回も読んでいただいてありがとうございました。

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