#2173 人間の定義、人らしさとは?
先日、第9地区という映画を観ました。
簡潔に言うとエイリアンたちがが地球に取り残され、難民として隔離されてる世界のお話です。
映画の主題が何かは知りません、全然違う観点で見ているかもしれませんが、映画の中で、エイリアンの人権を守ろうとする団体や、元々地球外から来たんだからとっとと追い返せ、殺しても構わないなどといった、様々な思想を持った人が登場します。この話を、現在の難民問題や人種の話と重ねてしまう自分がいて、少し考えていました。
人間らしさってなんですか?
生き物の人権を守ろう。誰にでも平等に権利はあるはずだ。と考えるのが人間らしいのか、
いや、知らない地域、星の奴らなんだから、そいつらを保護してる暇があるなら、元々そこに住む人に目を向けろ。その他の奴らはどうでもいい。と考えるのが人間らしいのか。
どちらも人間らしさなのかもしれませんが。
また、自分が知らないものを怖がるのは普通の反応だとは思います。いわゆる映画などに出るエイリアンを見れば、なんだこの生物はとなり、攻撃態勢になるのも致し方ないように思いますが、大昔の人たちは、自分たちとは違う姿(色)をした人間、白人・黒人・黄色人種などを見た時、同じようにこいつは何だとなったのですかね。
エイリアンと変わらないのでしょうか。
だとすれば、「人間」と認識するのは何なのでしょうか。
見た目か、エイリアンも同じ見た目していたら人間?
言葉を話すことか、エイリアンにも言語はある?はず
感情か、感情を持ったAIやロボットは??
皆さんは周りにいる人(生き物)を見て、接して、あぁ、自分と同じ種類の生き物だと無意識のうちに思っていると思うのですが、
それは何をもって判断しているのでしょうか?笑
変な疑問ですかね笑
①人間らしさとは何か
②何を持って人間だと思うのか
③難民問題やエイリアンの人権についてどう思いますか
皆さんの意見を聞きたいです!お願いします
#1
1.その人がそれを人間らしいと感じればそれは人間らしさなのでは無いでしょうか。要するにその人の感じ方によると言うことです。
2.人間から生まれた事。今までの学習から人間だと読み取れる情報があった場合だと思います。
3.エイリアンが友好的な種なのかによると思います。
エイリアンが友好的な種であれば、人間との交流が可能かと思われます。なのでエイリアンが、人間と同じような見た目、知能、会話が可能な場合、であった場合は人間のように扱われるでしょう。しかし、見た目、知能、会話が可能で無い場合、見た目が人間と遠い場合は、人間としては扱われないかと思われます。(エイリアン)
あくまで個人の意見ですがこんな感じだと思います。
#2
私は相手に心があるんだなって理解した瞬間から人になるのかなと思っています。
お互いに理解し合えると信じてる気持ちがあれば乗り越えられない壁ではないのではとも思っています。文化の違いもあるのでそこをお互いに理解することは簡単ではありませんが…
宇宙人を乗り越えられたら全世界平和になりそう。笑
#3
①今のところの人間という種族特有の行動様式や思想を漠然とまとめた観念
②その時持っている技術を総動員して検査した上で、人間だとみなされた時
③反社会的行動を取らないこと、現在地の共同体の持つ法律、ルールに逆らわない事を誓った上で、受け入れれば良い
こんな感じです。
①に関しては「人間らしさ」という言葉がそもそもあまり好きではなくて、「男らしさ」「女らしさ」のように、うっかり使うと攻撃的な言葉になりそうで……
②は、ちょっとグロテスクな話になりますが、キメラ胚という話があったと思います。人間と猿の遺伝情報を掛け合わせた受精卵です。それを代理母出産したとして、人間から生まれたからといって人間とは思えないと思います。
③は、凄く難しかったです。
難民問題が難しいのは国土のせいだと思います。
国土が無限なら、そもそも大半の争いは起きないですし、余程のこだわりがない限り逃げて引っ越せば良いので。
同じ土地に住むとなると、問題になるのはルールのすり合わせだと思います。なので、権利を保護し守るかわりにルールに従って貰い、義務を果たしてもらう。ということになるかなと思いました。
#4
①人間らしさとは、本能が認識するものだと思います。例えば生まれつき奇形で顔が整っていない人を見ると、人間と認識するより先に本能的に警戒心を覚える人が多いのではないでしょうか。後から、こんな人もいるのだと理性による認識が追いついてくると思います。初めて異人種の存在を認知した大昔の人は、サルの亜種くらいに思ったのではないでしょうか。
②何をもって人間だと思うのかは、本能、または理性による定義だと思います。仮に本能だけで決めたとしたら、自分にとって得になる人たちだけを人間(仲間)と認識して、危害を加える人を人間と認識しないと思います。私たちは教育によって学んでいるため、世界には国があって、そこに住んでる人たちは人間だと認識することができるのだと思います。
③難民問題に関しては人権という考え方の欠点だと思います。短期的な問題としては、難民を受け入れて文化の違いなどで内乱が起きますし、長期的な問題としては難民が世代を重ねるとその土地の住人になってしまうということが挙げられます。ある人権を守ろうとすると、別の人権を守れないのです。よって、人権に優先順位や条件をつけざるを得ないと思います。
エイリアンの人権はあり得ないです。なぜなら、難民と違って得体が知れないからです。存在を結論づけるため、できるだけ科学的に解析すると思います。
科学的に得体の知れないものを目の前に、人々は暗闇のように恐怖を感じると思います。あることないこと想像し膨らませます。殺せば援軍を呼ばれるかも、殺さなかったとしても侵略されるかも。多くはネガティブな意見になると思います。そんな中で、危険因子を保護する権利を主張することは難しいです。
#6
余談ですが、ご存知かもしれませんがこの映画は南アフリカの人種差別政策の「アパルトヘイト」をベースにした話だったようですね。
人間同士なのにもかかわらず、同じようなことが現実に起こっていたようです。
エイリアンに限らず、“自分達”とは違うものに関してはどうしても排他的になると思います。これは会社組織や宗教、団体などでも垣間見れますね。
話がそれましてすみません。
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GIRON編集後記
こんにちは、GIRONの粟津です。
今回ご紹介するのは”人間の定義、人らしさとは?”です。
このGIRONは映画を題材として、そこで感じたことを投稿されています。人間の定義といっても、さまざまな解釈がなりたち、それこそ、人種の問題やLGBTQの話にも広がっていく気がします。意思疎通ができるのであれば、それは人として考えるべきかなと思っています。
このほかにもさまざまなGIRONが繰り広げられていますので、GIRONアプリで覗いてみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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