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ファッション イン ジャパンで人生の一つの走馬灯をみた。

こんにちは
クラちゃんです。先週に2回めの接種のあと比較的高熱が出てそのあと頭痛。
ずっと目が痛くて思い切ってしばらくSNSを1日1回程度に。

#ネットの神のお告げかもしれませんw

残したいことだけ残すようにはしたいです。

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国立新美術館へ

美術館って高校生の頃から日常的に行っていたのだけど

#ざっと35年まえ

社会人になってからどんどん行かなくなり、この美術館も東京にいながら初めて。
画塾の先生が「お前ら学生で行けるうちに行っておけよ!」
と言った意味がほんとよくわかる。

特別展は人だかりで観られたものじゃないと思っていたけど、平日行かれるなら行きやすいし、このご時世(また言いますが)今は予約制だし良いかと思いました。

ファッション イン ジャパン

国立新美術館のファッションインジャパンに行ってきました。1945年から2020年までとの事で、一つの企画展でざざっと観れるこの展示。
お部屋が分かれていて、プロローグの和装から洋装への流れのあとは10年ごとに進みます。

戦中から戦後のものがない時代だって、おしゃれしたい。
お祝いの時はその気持ちを服装で表したい。洋裁を身につけて自分でつくる心意気は尊いです。

服は買う時代に

1960年代は景気が上がり、東京オリンピック1964年もあり、TVなどが普及して海外から入ってきたこともあり、洋服のシルエットもグッと洗練されたものに。

ここから1970年代の山本寛斎やコシノ姉妹などの活躍は大好きな朝ドラだった『カーネーション』でかつて学習済みだったので、展示から脳内膨らましで十分堪能できました。

1980年からのDCブランド期

ここからは記憶で行かれる、1970年生まれ…。
高校生の頃はオリーブの発売日は駅の売店で買ってから行きましたから。

#コンビニ無かった時代

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この辺りの展示からが濃厚なものになります。
コムデギャルソン、ビギやニコル、ピンクハウス、ビバユーのヒロミチナカノがデザインしたキョンキョンの衣装は胸アツです。

しかもちょっと時代物に既に見える感じも。

#泣ける

同時にビームスみたいなセレクトショップの1面も紹介されていました。

1990年代の渋谷と原宿

ストリートファッションの雑誌やルーズソックスがアクリルケースに飾ってあるところなど笑いましたが。

もうこの時代はどっぷり浸かりきっていたのだろうと改めて思います。

もうこの時代には作る側の方にいましたので、元靴屋デザイナーとしては厚底ブーツなど作りまくりましたし、個人的にはやはり2つのことがあります。

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ミルクは私は着なかったけど、ラフォーレ原宿で働いていた時代に周りが着ていたのと、時にお見かけした大川ひとみさんなどや、原宿を歩く年上のかっこいい人たち。面白い人。
パワーを感じてました。

そして、その後は音楽と映画と服とみんなカルチャーとして浸れていた時代。
わたしの一部を作ってくれた時代。

このゾーンで流れていた3本のビデオ。
あれこれあったけど小山田さんの功績は大きい。

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丸山敬太さんのデビューコレクション、チケットを部屋にずっと貼っていたなと。

2000年からは、ここにファッションバカな私はいない

2000年からは価値観が分散したのか、自分も独立したからか、ミナペルホネンや森ガールブーム以降は、自分の時代のものでは無くなっていました。

子育ての時代に入っていたからか?いや、小さなブランドの時代に入ったり、ユニクロなどが台頭してきたり。

ここだけ撮影オッケーだったので1番上の写真があるのですが知らない事も多い。

ファッションは服装だけの時代ではなくなっていて社会的なあらゆる役割、サステナブルや環境汚染、人種や性などの差別、向き合う事が多くなりました。

これからの未来のファッションは?

と、展覧会は締められています。

まるで人生の走馬灯のような1時間半でしたが、自分がこんなにどっぷりだったのかと感じると共に、新しい自分はさあ何を選ぼうか。

ではまた。

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