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『孤狼の血 LEVEL2』を一足先に観て、一匹狼気分にひたる。
こんばんは。クラちゃんです。
最近のお小遣いの使い道は映画かマンガ(時々漫画以外の本も)学生みたいですが暑すぎて服とかちょいと一旦おやすみです。
#まだわからないけど
一足先に観てきました
本当は8月20日公開の『孤狼の血 LEVEL2』完成披露プレミアム上映を舞台挨拶の中継つきで観てきました。
前作は役所広司さんの主演で往年の東映ヤクザ映画の復活、みたいな企画だったと思います。3年間に役所さんの「警察じゃき〜」を結構真似したもんです。
#似てないやつ
『孤狼の血 Level2』
で、前作で役所さん演じる、伝説のマル暴刑事・大上は亡くなったので、後を引き継いだのが松坂桃李さん演じる日岡。広島の暴力団の抗争を3年間止めてきて一旦平和になったように見えますが、そこには歪みがたくさん出来てました。
そこに刑務所から出てきた上林組組長・上林成浩(鈴木亮平さん)が狂気の人格で立ち塞がり…新たな争いが始まる。争いはヤクザ同士だけではなく…
公開前の映画だからストーリーはこれくらいに。
映画でしか見たことないけど、マル暴刑事ってヤクザみたいだなと思ってました。でもああでもしないと止められないんでしょうね。
時は平成の初頭で暴力団への法律が変わった時期で、最近はこの辺りが話のモチーフになった映画も続きました。
あたりまえですが、この時代って今よりもずっと昭和だし人も価値観も全く抜けてない時期。今では信じられないような常識が残ってる。女性キャストが若干雑なのも活躍どころが少ないからかなと。
#かたせ梨乃さんは別
前作と顔触れはだいぶ変わりますが、超ヒール役の鈴木亮平さんを中心にまあ半分以上は苦手な方は見るに絶えないシーンが続き…あら、中村梅雀さんと宮崎美子さんがオアシス?みたいな。
#梅雀さんの活躍すごいな
するとドーンとちゃぶ台が
飽きる直前にラスト40分くらいからドーンとちゃぶ台がひっくり返るように話が動きます。
映画っていつも考えるのですが、2時間くらいの持ち時間を製作者はどうやって魅せていくか?みたいなことだと思っています。
それを思うと、今回の白石監督は(関わった皆さん全て)ぎゅっと詰まったエンタメをみせてくれたなと思います。私にとっては2時間での満足度ではかなり高いです。
怖いエンタメの中では新感染の2作目よりは面白い。(1作目のファイナルエクスプレスは越えられないけど)
いや、それ以前に最近観たものの中でもかなり面白かったです。
#個人差ありますのであとはご覧ください
生きている限り『孤狼』
帰りに夜道を歩きながら、「はて?内容を書かずに感想が書けるかな?」
誰に頼まれているわけでもなく、コツコツ自腹で映画観て書いているものとしての正直な感想をなにか伝えたい。
孤独の共感です。
#自分勝手な感想のみ書きます
何か今いる環境に慣れてきて、または成長して、
例えば商売や人間関係がうまく行ってるな…と思っていると足元をスッとすくわれる。なんて事が大なり小なり今までの人生に無かったでしょうか?
それはある方向をスパッと見落としていたり何か原因はあるんでしょうがある日突然自分の目の前に立ち塞がります。
それから、1人でいる時はもちろん、職場でたくさんの人に囲まれていても、たとえクラスメイトや家族がいても、孤独を感じる時ってないでしょうか。
#私にとってはあるあるです。
今回の主人公はどんな手を使ってでも、自分を削って一生懸命にやってきて、やっとうまくいくようになったと思ったら足元をすくわれ。
人間関係を築き、人に囲まれて求められていると思ったらやっぱり1人だったと気がつきます。それでも一匹狼じゃけん(広島弁)どっこい生きて戦っていくのです。
っていうあたりが共感ポイントかな、と。
ちょっと悲しくなっちゃいますが、「いや、わたしだって1人だって日岡みたいにしぶとく生きていくわ。またいつか続編で会いましょう日岡刑事…」
てな感じで。相変わらず乗りやすいタイプです。
8月になったら観にいかれてはいかがでしょう。
ではまた