絵で子育て聾学校幼稚部日常の日記その2
前回の続きです。
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聾学校の幼稚部では毎日の日常の一コマを息子と繰り返し話をするための絵日記を求められました。
学校では担任の先生が絵日記をもとにお話してくださいます。
「言葉」そのものを教えるというのではなく、日本語の言葉の「概念」をまずは子供がつかんでいけるようになることが大事かと思います。
口話法での教育でしたので手話を与えず本人にあった補聴器をつけて毎日話しかけました。
今回の投稿も前回と同様日常の絵日記です。
口話法で、言葉の概念がまだないので伝えるというと本人にわかるジェスチャーか、絵しかありませんでした。
お父さんどこ?
主人が建築関係の現場仕事で、渋滞にハマってしまって遅くなると連絡をもらった時、本人がジェスチャーで
「あれ。お父さんはまだ?」と聞いてきたので、
お父さんは渋滞で帰れないの。ということをどう伝えようか?と思い、これは描くっきゃないと思って描いたのがこれです。
お父さん当時本当にこんな感じでした笑。
緑のランプのラインは本人が落書きしました。
ちなみにお仕事中のイラストもあります。
想定で描いたのですが、本当にこんなかんじなんだそうです。
この頃はまだ3人家族でした。
家族が今どうしているか?はどうしても常に話題に上りますのでこれもリビングに貼っていつでも使えるようにしていました。
遠足に行くよ
幼稚部で遠足やお泊まり会へ行く時、、、
準備のためのイラストです。
これも何回も何回も繰り返しました。
小学生くらいになると少しづつ自分で準備ができるようになりました。
本人動物好きですので喜んでいました。
おたまじゃくしの説明です。
まあ子供のためにこうやって描いていますが、おたまじゃくしって改めて不思議だなと感じました。
カエルになってからまたここに来て放しにきました。
聾学校の幼稚部では、月曜・火曜は提携している決められた普通の幼稚園へ交流保育のような形で通うことになっていました。
そこの遠足でまたカエルを!!
現在の本人もそうですが、やはり動物、犬がこの頃から好きでしたので絵日記も動物が多いです。
たくさん楽しい経験を積んでいきました。
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