ギラン・バレー症候群の奇跡1
ギラン・バレー症候群 闘病記
胸いっぱいというのはこんな感じのことを言うのか。
2024年10月18日 今日はリハビリ専門病院を退院する日だ。
朝食後、皆とさよならの挨拶をしていつもの302病室に帰ってきた。
ベットに横になって天井を見上げた。
泣きそうになった。
いや泣いてしまった。
私はギランバレーになって3つの病院を渡り歩き最後にここ、リハビリ専門病院にたどり着き退院の日を迎えた。
7月末から発症しそれから2か月半毎日が戦いで死んでしまおうかと考えたこともあった。
寝たきりになって
しまうのだろうか、
身体はずっと動かないので
あろうか、
私はどうなってしまうのだろうか、
未来のことなんか考えられない。今、今しか考える余裕はなかった。
指先が全く動かず1ミリから動く
リハビリをした。
人間ってリハビリを通してすごい生き物だと思った。
良いイメージを持ちながら練習すればその通りになることを知った。
これから生きていこう。
新しい人生が待っている。
頑張って生きていこう。
ギラン・バレー症候群を発症し、
2か月半の間、生死をさまよった闘病記を綴っていく。
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