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burningrabbit
今日は母と病院へ
母のガンの疑いでこれから乳腺外来に行ってくる。
ここの先生は初めてのガンからずっと診てもらってる。
少しのガンでも見つけ出す先生のプロ根性には尊敬している。
今日のガンの疑い、なんでもなきゃいんだけどなぁ。
母も、もう88歳で認知症のグループホームに入居している。
殆ど、ホームのなかで過ごしているので外に出るのは嬉しいらしい。
だから先生に「チョコレート買っていこうか」と言ったのかもしれない。
グループホームに入ってから4年の月日が過ぎた。
最初は入れるどうか、悩んだが、結局喧嘩になってしまうので
入れることにした。母とは幼少の頃、いろいろありすぎて憎んでいたことも
あった。だけどそれは大人になってもあってハッキリ言って母のことは嫌いだった。それが母の一言で憎むから許すに変わり認知症の母を生涯診るのは
私の役目になった。他の誰も診てくれないので。私しかいないのだ。
別にそれは構わないが、私の年頃になると、親のことで色々あるのは当然のようで、友達の家も義理母でも実母でも何かと問題があるようだ。
亡くなってしまった親を診た友達は、「今しか親孝行は出来ない」と私に助言する。そうですね。本当にそうですね。でも憎たらしいときは腹ただしいときもあるんです。そんな親を連れて、病院、行ってきます。