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黄体機能不全

月経周期は月経から始まり、卵胞期、排卵期、黄体期にわかれます😃
黄体期は正常であれば14日になりますが、その間に黄体からプロゲステロンというホルモンが分泌され、体温を高温に保ったり、妊娠に備えて着床しやすい子宮内膜に整えます👩‍⚕️
(前回の記事で「黄体と黄体ホルモン」についてはお話ししてますのでよかったら、ご参考ください。)

黄体期にはエストロゲンも分泌されますが、排卵前の急激な増加と比べると、ゆるやかに分泌されます🍇
黄体機能不全はこのプロゲステロンやエストロゲンの作用不足によって起こり、不妊症・不育症・流産の原因となることがあります。
その異常を確認する場合の一つの方法として基礎体温があります👩‍🦰

基礎体温にみられる症状
・高温期が10日以内
・高温期に陥落がある
・低温期から高温期に移行する時の体温差が0.3度以内
・その移行期が3日以上ある

その他にみられる症状
・月経不順(頻発月経)
・子宮内膜の異常
・不正出血

原因
原因については様々なものが考えられますが、臨床では原因不明なこともあります。ダイエットや過剰な運動、睡眠不足や運動不足などの他、考えられる要因として、

・甲状腺の異常
・LH・FSHホルモンの分泌異常
・子宮内膜症
・高プロラクチン血症
・黄体化未破裂卵胞症候群
・体重増加

などがあります。

西洋医学的アプローチ
黄体機能不全自体の原因が個々によって異なるため、なんらかの病的疾患があれば、その疾患を治療し、さらにホルモン補充療法などを施します🎀

もしも治療をしても妊娠されない場合や、病院へ行く前もしくは病院治療と同時に漢方を飲んでみたい場合がありましたら、ぜひご予約くださいね✨


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