人の心を掴むための前提条件1選
あなたにもこういう経験はないだろうか?
いつも心配を口にし、いつもあなたに頼ってくる人がいる。
優しいあなたはその人を励まし、勇気づける。
しかし、それが長く続くとイライラしてきて、最終的には距離を置いてしまう。
そんな経験があるはずだ。
これはなぜか?
今回の「カリスマ 人を動かす12の方法」
にはこのように書いてある。
それは、その人の不安が、あなたの不安を呼び起こすから、と。
あなたには必ず不安がある。
どれだけ自信満々な人でも心の深いところには不安を持っている。
私たちは不安を押し隠し、不安にならないよう日々、自分を励まし生きている。
だからこそ不安を表に出している人が側にいると、あなたもそれに共鳴することで不安になり、挙げ句の果てイライラしてくる。
そこで、この事を逆に捉えるのだ。
要は不安を感じさせない、心の揺れない人。
そういうあなたに、みんなは引き寄せられていく。
ここで、人の心を掴むための前提条件1選は、
「自信があるように見せること」である。
カリスマに共通することは、
・決して不安を口にしない
・不安を微塵も感じさせない
ということ。
自分のやっている事を信じ込み、全く疑わない姿。そんな姿に人は強烈に惹かれるのだ。
しかしカリスマも人間だから、不安は必ず持っている。
そこでカリスマは、自分の不安を悟られない術を持っている。
1. 断言する事
2.なり切る事
だ。
1. 断言する事
人は不安だからこそ、断言をして欲しい。
これは逆を考えるとわかりやすい。
「多分このまま行けば、君は2年後、出世してるかもしれない。けど無理かもしれない」
と上司に言われても余計不安になる。
しかし、「このままいけば、確実に2年後は出世だ。」と言われたら
そこに対して希望がある。
だからこそ、人は断言してほしい。
2. なり切る事
なり切ることは最高の自己暗示だ。
自信があるように見せてるだけのテクニックが、本当にそれになっていく。
課長のように振る舞うと課長ぶりが板につき、心の在り方まで課長らしくなってくるのと同じだ。
それらしい行動がやがて本物になる。
つまり行動こそが最高の自己暗示だ。
言葉では絶対に暗示はかけられない。
これは余計に不安を煽ることに繋がる。
大切なのは「フリ」をすること。
だからこそ、言葉よりも行動を繰り返すのだ。
明日からは、いよいよ12の方法をお伝えしていく。自分に自信がなければ人を動かすことは不可能だ。自信があるフリをして、自信というものを鍛えておいてほしい。