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ペット探偵ミケネコ 迷い猫探しのノウハウ 解決方法     


 大切な家族がどこかへいなくなってしまった

そうなる前に知っておいてほしい

猫が脱走した時どうすべきか

教えます。




目次


お母さんお世話になりました
〜僕の事をさがしてほしいです…〜

  •  1 脱走しやすい猫ちゃん

    •  お外が気になる 好奇心猫ちゃん

    •  まだまだ未熟 子猫ちゃん

    •  ドキドキ止まらない 発情期の猫ちゃん

    •  原因は? ストレス猫ちゃん


 地域猫は地元のヤンキー!
〜パイセンまじ怖いっす〜

  •  2 飼い猫が脱走したとき

    •  まずは落ち着いて ご飯を置くのはNG?

    •  情報ひとつで解決も ビラをポスティング

    •  あわや軽犯罪? ポスターを貼る際の注意点

    •  頼れるものは近くの他人 近隣の住民へ聞きこみ

    •  意外な盲点? 野良猫が嫌いな人に聞き込む

    •  光る眼を探せ! 夜中ライトを持ちながら捜索


帰りたいけどホント気まずい… 
〜ちゃんと僕を捕まえて!〜

  •  3 見つけた猫を保護しよう

    •  飼い主さんが一番! 名前とご飯で呼びかけよう

    •  去る者追わず 逃げる猫ちゃんは無理に追わない

    •  猫は現場へ帰ってくる 捕獲器を使おう


あなたを絶対離さない
〜さそり座の飼い主〜

  •   飼い猫ちゃんの為にも事前に逃がさない努力を


 猫は諦めない
〜諦めるのは人間だけだ〜

この記事が、猫を愛し愛される方のお役にたてることを願っています。


 


はじめに

 ペット探偵を仕事にしています。ミケネコ探偵社の福田隼人と申します。

 今回は猫ちゃんを飼われている方には必ずついてくる失踪の心配、それについての対処法。捜索のやり方、やめてほしい行動などを独自の感性と実体験に基づき、お伝えしようと思います。

 科学的に根拠のない個人的な偏った意見も含まれます。ですが経験していく中で感じた事をわかりやすくお伝えしようと考えていますので、ご理解下さい。



 

  • 1 脱走しやすい猫ちゃん

 まず、猫ちゃんが出ていくのには必ず理由がある。その理由は様々だが本来警戒心のが高く、臆病な生き物であるため安心安全である自分の家を捨てて、危険なお外の世界へ行こうという猫ちゃんは少ない。

 ではなぜ失踪猫の相談がこんなにも数多くくるのか、それは脱走しやすい猫ちゃん、しやすい状況というのがあるからだ。


 『お外が気になる 好奇心猫ちゃん』

 猫は警戒心が強いですが、好奇心も旺盛な生き物です。

その中でも、ずっと窓から外を見ているような人一倍好奇心の強い猫もいます。

特に野良猫から飼い猫になった猫は、その特色が強い傾向にあり、野良猫だった頃から時が経っても、未だに外の刺激を求める猫は少なくありません。

元野良猫ちゃんが脱走してしまい捜索すると、元々自分が生活していたエリアに戻っている事が多いです。

地元のツレにでも会いに行っているのでしょうか?

「お前何してたん?」

「いやちょっと保護されてたわ、退屈でちょっと抜け出してきた。けっこう過保護でさ」

「久しぶりだな、まぁ一緒にマタタビでもキメようぜ!天然ものはキクからヨォ!」 

「ニャヒョー!!ヤベー!!」

こんな感じでしょうか

このことから好奇心旺盛な猫、特に野良猫だった猫は脱走に発展しやすいと言えます。


『まだ未熟な子猫ちゃん』

 子猫ちゃんある事も脱走しやすい特徴と言えます

赤ちゃん猫はまだ判断能力が低いどころか、外に出る身体能力もありません。

しかし、少し成長した子猫の時期がもっとも危険です。

子猫である期間は生後6ヶ月までと言われています。

生後3ヶ月頃から体は大きく成長していき、活発的に行動するようになります。

しかし、経験が少ないことから危険を察知する能力は低く、好奇心を優先した行動を取ります。

興味のある外の世界に誤って飛び出してしまう危険性があります。

知らないというとこは野生の世界において恐ろしいことなのですね。

人間の社会でも知ったかぶりは時にトラブルを引き起こします。

知らない事を知らないままにせず、常日頃から知識を蓄えていくことが大事なことなのかもしれませんね。

できない、知らないとは口にしないようにしています。

こんな名言を僕は知っています。

「無知は罪なり、知は空虚なり、英知を持つもの英雄なり」

古代ギリシャの哲学者であるソクラテスの言葉である。

凄く深い事を仰っているのでしょうね。


意味は知りません。


次へ行きましょう。


『発情期の猫』

 発情期の猫は、パートナーを求めて外に出る可能性があります。

去勢していない猫の場合、子孫を残すという本能からパートナーを求めにいきます。

まれに去勢・避妊手術を終えている猫でさえも発情して追いかけていってしまった事があるから驚きです。

そう

ロマンティックはとまらないんです。

安心安全な場所に後ろ足で砂をかけるように、胸のトキメキだけで飛び出していく…

たとえ危険な世界でも

怖くなんてない…

あなたとなら僕はきっと…

いや猫だからきゃっと…

みたいなことでしょうか

飼い主からしたらいい迷惑ですね。チュールあげるから大人しくしていて欲しいものです。

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