螢・納屋を焼く・その他の短編
【螢・納屋を焼く・その他の短編】
『秋が終り冷たい風が吹くようになると、彼女は時々僕の腕に体を寄せた。ダッフル・コートの厚い布地をとおして、僕は彼女の息づかいを感じとることができた。でも、それだけだった。彼女の求めているのは僕の腕ではなく、誰かの腕だった。僕の温もりではなく、誰かの温もりだった……。もう戻っては来ないあの時の、まなざし、語らい、想い、そして痛み。リリックな七つの短編。 』
□著者名
村上春樹
□出版社
新潮社
□刊行年
1984年11月5日第7刷
□ページ数
177ページ 19.5cm
□コンディション
良い。天・地・小口にシミがありますが、本文に書き込みは見られません。しおり紐なし。ページは使用感少なく、きれいな状態です。中古品のため、通常使用や経年によるスレや汚れ、ヤケ、色褪せなどがある場合がございます。コンディション説明との相違がないように検品しておりますが、ライン等通読上問題のない範囲の見落としはご了承ください。丁寧に梱包の上、迅速な発送を心掛けております。
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