選択と、現在と未来に使う時間

あれをするべきか、これをするべきか、小さな選択から人生を左右するような大きな選択まで、人は毎日数え切れないほどの選択と決断を繰り返しています。
ある日振り返った時、数々の選択が積み重なって人生をつくっていることに気づきます。

何を選択するべきか悩んだ時のひとつの考え方として、次の３つのお話をいたします。

１．時間より貴重なものはないということ
２．それは現在のためか、未来のためか？
３．選ばなかった選択が良いか悪いかは永遠にわからない

【１】時間より貴重なものはないということ
浪費をすると財布のお金が減っていくのは実感できるのに、時間の浪費は気づきにくい時があります。人間の可能性がどんなに大きかったとしても、寿命は無限ではありません。
若い時ほど、忘れたり見落としがちな事実です。

【２】それは現在のためか、未来のためか？
その選択が、その人にとってどれくらい大切なのかは、その人にしか分かりません。傍目には無駄に見えることが、本人には、とても大切なこともあります。ただ、考えた方が良いポイントがひとつあります。それは、その選択は「現在」のためのものでしょうか？　それとも「未来」のためのものでしょうか？
「現在」と「未来」のどちらかに優劣がある話ではありません。「現在」が一番大切なこともありますし、現在が無ければ、繋がっていく「未来」もありません。一方で「未来」のために「現在」を我慢する選択があるのも事実です。
何のために、その選択をするのか？ それを意識して選択することが、自分に言い訳をしない、誰かのせいにしない、より後悔の少ない選択となるでしょう。

【３】選ばなかった選択が良いか悪いかは永遠にわからない
選ばなかった道を遠くから見ても、実際に歩いた時のことは分かりません。
選ばなかった選択が良いか悪いかは永遠に分かりません。できることは「選んだ選択が良いものである」と信じて、そのために力を尽くすことです。

後悔がゼロの人生はありません。
それでも「残さない占い」は、できる限り「悔い」「未練」「後悔」を残さないために「何ができるか」を考えています。