リトアニアのきのこ狩り&生姜とサツマイモの経過観察2024.7.13
Labas.
リトアニアでは夏は晴れ間が多いですが、時折スコールのような大雨が。
雨の後は日本の梅雨のようなジメジメ感が…でもなぜか懐かしい…
今回はリトアニアの少し北にある地域の経過観察へ伺いました。
が!今は「きのこ狩り」のシーズンだそうで畑後に一緒に採ってきました。
リトアニアのきのこ狩り
出国前にリトアニアについての本で「きのこ狩り」はリトアニアの立派な文化だと紹介されていたので、良い機会に経験できました。
なんでもリトアニア人はキノコの毒の有無が分かるとか…
コルネ隊長(緑の服の男の子)の指示の元、ひたすら集めました。
★このキノコはVoveraitėというアンズタケの一種だそうです。
リトアニア語では「子リスちゃん」を意味する言葉だそうです。かわいいな…
ただ森の中の道なき道を進む半遭難状態になるイベント…個人的にはロープか足跡の目印が欲しいくらい。誰かと一緒に行くことをオススメします。
また、脳炎ウイルスを持っているダニが東欧にはいるので、ワクチンは受けてからのきのこ狩りを推奨です。
集めたキノコは、マダムのご要望もあり日本風の味付けで料理しました。
「日本の料理を教えて!」とマダムからお願いがあったので、
リトアニアでも出来る日本の鉄板ソース『バター醤油』を紹介しました。
「バターに醤油…?」と不思議がっていましたが、一度口に入れたらバクバク(?)と召し上がってくださり😂
リトアニアは乳製品が豊富で、この日のバターはご近所さんの搾りたて牛乳から作ったものだったそうで優しい香りが格別でした。
そこに日本のソウルソース「醤油」が良い役割を果たしてくれたことはどことなく嬉しかったです。
生姜とサツマイモの経過観察
さて、思いっきり脱線して本題の畑ですが、、、
まず生姜。
高知の農家さんに近況をご報告&相談したところ、背丈の高さは日本とあまり変わらないものの、肝心の【茎の数】が少ないそうです。
リトアニアのこちらでは2茎がMAXですが、日本ではすでに3〜4茎も。
僕らが普段食べているのは生姜の"茎"の部分。
生姜の大きさは茎の数や成長によって決まります。
現時点での考察ですが、日照量(東欧は夏は23時まで明るい)、気温(地球温暖化でだいぶ日本と近い気温)は問題ないとして
やはり土壌が大きな課題なのかと感じました。この土地は森の恵みが川によって運ばれてくる肥沃な土地なはずですが、それでも足りないのか…
ただ原因を追求できるだけでも大きな糧です。
そしてサツマイモ
右のほうが成長しているのは、一番右は芋苗ではなく敢えて"種芋"を植えてみたからです。
種芋に栄養が詰まっている分、成長速度は2〜3倍に上がっているのが分かります。結果次第ですが、もし期間が課題なら種芋自体を埋めるのも一つの手かもしれません。
生き生きと育っているのが伝わってきます…ありがたい。
ちなみに行けない時もマダムが都度近況報告をしてくださって、それに助けられていました。
このまま無事収穫まで成長することを願ってます。
いつも読んでくださってありがとうございます。
IKI:)